・ ページ24
.
ご注意ください
この先、名前自由設定可能な元カレが登場します。
お好きな方のお名前を入力してお楽しみください。
また、ジャニーズの方だとちょっとばかし矛盾が
生まれそうな展開になりますので、他界隈の方
もしくは一般の方、架空の方のお名前を入れてください。
初期設定は宗教上の理由ですので、特に当てはめたい
名前がない方はそのままお楽しみください。
元カレは当て馬です。
.
はーっと吐いた息が白くって、
今の季節をしみじみと実感する。
大盛り上がりな中のすきやき大会を
こっそり抜け出し、必要な資料を
抱えて道を歩く。
この後は事務所で滝沢くんたちと
新年会もどき打合せだ。
新年会も含めての打合せという事は、
あの場で言わなくて正解だったと、
機転をきかせてくれた東郷さんに感謝する。
べろんべろになりかけてるみんなが
付いてきたら大変だしね。
『…………どうするの？』
東郷さんの言葉を思い出して、
胸がずんと重くなる。
気づいてないわけじゃなかった。
はっきり気持ちを伝えてくれた人の言葉も、
忘れたわけじゃない。
答えはまだいい。その言葉に、出すべき答えを
先延ばしにして、見ないようにしていた。
答えを出したら、思いを受け取らなかったら、
前に進んだら。
みなさんとの関係が少なからず
変わってしまうことが怖かった。
わたしは、どうしたらいいんだろう。
ぐるぐると考えるけど、
きっと答えはすぐに出ない。
今はとりあえず目の前の事をやろう。
まだお正月ムードの抜けない街を歩き、
事務所の近くまで来ると、少し先に
人影が見えた。
「―――――え、」
それは、
川上「A、久しぶり」
「なんで、いるの」
元カレだった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 366人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：エキゾチック幸助 | 作成日時：2022年10月31日 16時
