馬鹿じゃねーの？ ♯1-シルク- ページ11
今日は俺の誕生日で、
結衣は俺の家に来ていた。
俺は眠た目擦り、
キッチンで慌ただしく動く彼女を眺めていた。
何かバリ張り切ってるみてーだけど、
シ「……大丈夫か？アイツ。」
そんな事を呟きながら、
俺はやり途中の編集を進めた。
2時間程経った時、突然俺の背後で
『あ！』
と、何かを思い出したのか結衣が
ちょっと待ってて！と言って出て行った。
シ「んだよ、慌ただしいなぁ…。」
そう言いつつも、
やっぱ彼女から祝ってもらえるってのは嬉しい訳で…
かれこれ作業に没頭していたら、
気付けば結衣が出て行ってから、
2時間が経とうとしていた。
シ「いや、…遅くね？」
さすがに遅過ぎる。
俺は床に置いていた上着を羽織れば
足早に部屋を出た。
あらかじめ、
LINEも電話もしてはみたが返信は無い。
メンバーに聞くも、
本当に知らない様な素振りだったから、
ドッキリとかでもなさそうだ。
心当たりのある場所を片っ端から探した。
探し始めてから、
早1時間が経った。
シ「ッ、…はぁ、はぁ…畜生ッ！…何処だよ！！」
疲労と焦りで苛立ちを隠しきれず、
落ちていた空き缶を思いっきり蹴り飛ばした。
最近ランニングをしてなかった所為も有り
俺は肩で大きく息を吐いた
すると、
結衣『あれ、…シルク？』
シ「あぁ！？』
そこには大きな袋を抱え、
何故ここに？と言わんばかりの
間抜けズラを浮かべてる結衣の姿があった。
結衣『編集終わったの？』
なんて、
あまりにも気が抜けた事を抜かす結衣に
俺は外でも御構い無しに怒鳴り散らした。
シ「お前ッ…馬鹿じゃねーの！！どこ行ってたんだよ！！…全然帰って来ねぇわ、連絡付かねぇわ。普通に心配すんだろーがッ！！」
俺が怒鳴ると結衣はビクッと大きく肩を震わせた。
みるみる内に瞳は潤み、
小さな声で
『ごめんなさい…。』
と、俯いた。
俺は一度頭を掻き乱し、
結衣の手を引き家に帰った。
帰り道は無言で、
空気は重かった。
だけど、お陰で頭を冷やす事が出来た。
そして俺達は部屋に戻って来た。
結衣は荷物を置き、
俺の隣に腰下ろし俯いていた。
先に沈黙を破ったのは、意外にも結衣だった。
結衣『あのねッ…ずっと探してた物があって。品薄状態だったんだけど、…それが今日入荷したって連絡が入って……それ、でね…ちょっと遠かったんだけど、どうしても欲しくて…ね。』
結衣の声は震えていた。
馬鹿じゃねーの？ ♯2-シルク-→←君しか居ない -ザカオ-
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
来響 - あぁぁぁあダーマ様ぁぁあやべっニヤける (2019年1月10日 17時) (
レス) id: 46c572a747 (このIDを非表示/違反報告)
雷響 - 面白いですね！特にモトキvsダーマがにやけてしまった(笑） (2019年1月7日 20時) (レス) id: bea9aaf5eb (このIDを非表示/違反報告)
恋(れん)@ウオタミ/ノエラー(プロフ) - あにゃさん» あぁあ…ありがとうございます。更新頑張ってくださいね！まぁ、私は…更新亀さんなので…wwファイトです！！ (2018年3月31日 12時) (レス) id: 1531b34ca2 (このIDを非表示/違反報告)
あにゃ(プロフ) - 恋(れん)@ウオタミ/ノエラーさん» あぁー！！ティッシュティッシュ！笑！喜んで貰えて嬉しいです！！また更新頑張ります！！ (2018年3月31日 9時) (レス) id: ef7b29524b (このIDを非表示/違反報告)
恋(れん)@ウオタミ/ノエラー(プロフ) - お、お…王様ゲーム………あ、ちょ…だ、誰かティッシユを……鼻から赤い絵の具出てきたよ…((満面の笑み (2018年3月31日 1時) (レス) id: 1531b34ca2 (このIDを非表示/違反報告)
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