続き ページ6
長谷部side
手入れ部屋の準備が終わって、俺は主と別れ転移装置の前で待機していると、光の中から探索部隊が現れた。
「主が、手入れ部屋で待機している。鶴丸と石切丸はそのまま直行しろ！他のものは、とりあえずお風呂に行ってこい。岩融は手入れ部屋に行くか？」
「いや、俺も風呂に入るとしよう。きっと俺が行っても怖がらせてしまうからな」
それはどういうことだと問い詰めようとしたが、傷つき寂しそうに笑う奴を見て今はできる状態ではないなと思い直す。
とりあえず今は、気持ちの整理が必要だろう
「分かった。では風呂に行ってこい。主を信じろ」
「あぁ…、信じているさ」
それしか出来ることがないからな
□
審神者side
手入れ部屋に待機していると、ドタバタと足音が聞こえてきた。
「主！今剣を頼む！」
ばっと襖が開く。
折れていないがのが不思議なくらいボロボロの今剣を見て、息を呑む。
その悲惨さに、大太刀であることなんてこの時は気にも止めなかった。
慌てて指示を出し、鶴丸が部屋の布団に今剣をそっと寝かせ、石切丸は刀を抜き私の前に置いた。
「ありがとう、後は私に任せてほしい。絶対に折らせない。二人はお風呂にでも入っておいで」
いつも通りの手入れでは、きっと刀が耐えられなくて折れてしまうと判断し、今剣の手に触れ少しずつ霊力を流す。
そして、普通に手入れしても大丈夫なくらいになり、手伝い札を使った。
けれど中傷までしか治らない。やっぱり私の霊力が馴染んでないから…
それでも、血で赤く染まり見えなかった白い肌がやっと見えるくらいにはなった。
でも、その肌には明らかに戦闘で着くはずのない無数の傷と、赤い鬱血痕。
これが付いているということは、ブラック本丸の刀剣とだということだ。本当に胸糞悪い。
とりあえず、気休めにしかならないかもしれないけど包帯を巻いとこう。
て、女の子…！？
良かった、誰も手入れ部屋に入れてなくて…。
にしても、大太刀になっていることにしろ、女の子になっていることにしろ、無理やり魂を歪めてそうしたのなら、絶許
まぁそうでなくても、ブラックの時点でアウトだけれども
全員広間に集まるように言わなくては
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林 - よっっしゃゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!更新されとるでぇぇぇぇ!!!!!続きすっごく楽しみにしています!御忙しいとは思いますが、これからも頑張ってください! (2020年9月5日 0時) (
レス) id: a938136fc3 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - ふぉぉぉぉ！！更新されとる！！やった！更新お疲れ様です！！続き読めて嬉しいです！有り難う御座います！ (2020年9月1日 1時) (レス) id: a576ecff6a (このIDを非表示/違反報告)
もち米(プロフ) - かなさん» コメント、ありがとうございます！返信もなにもかも遅くなってしまって申し訳ないです。このお言葉を糧にして、なるべく更新を頑張っていきます！ (2020年9月1日 1時) (レス) id: 85fb984252 (このIDを非表示/違反報告)
かな - え？こんなところで終わりです？まだ何も始まってないですよ？この小説好きなので、ゆっくりでもいいですから、更新お願いします。 (2019年9月20日 1時) (レス) id: d7e3d4614a (このIDを非表示/違反報告)
和菓子(プロフ) - 黒猫さん» 黒猫さん、コメントありがとうございます！展開が遅くて申し訳ないのですが、続きが気になると言っていただけるなんて。応援力出ました。少しでも更新が早くできるよう頑張っていきます！ (2019年6月17日 0時) (レス) id: 4dc34b2f3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もち米@前は和菓子 x他1人 | 作成日時：2019年5月3日 1時
