【募集企画】 君影荘日誌 〜小説〜

第32話…向日葵&蓮 ページ33

向日葵編
この方は鳥兜 那岐さんというらしい。
変わった苗字だなあ。

握手したときに何か呟いたみたいだけどどうしたんだろう。
すぐに｢ああ、気にしないで!!｣と撤回したけれど。

「よろしくお願いします。迷惑かけてもあれなので私はそろそろ部屋に戻ります。それと、ピアノ、お上手ですね。」

敬語の使い方を間違えていないか心配だ。
なぜなら？国語(古文や俳句、短歌以外)が苦手だからだよ。
そして、私は娯楽室から出た。

蓮編
「向日葵〜そろそろご飯だと思うよ〜って、どこに行った！」
向日葵の部屋に、ノックして入ると、誰も居なかった。
まさか、探索してどこかに迷ったとか？
ここは広いから探すのって大変なんじゃ…
少し探しに行こうかな。

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