【鬼滅の刃】どうも、鬼殺隊で縫製係やってます。其の弐

伍拾弐話 ページ7

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「うたたねしている間にこんな事態になっていようとは！！よもやよもやだ！！柱として不甲斐なし！！穴があったら入りたい！！」

『煉獄さん！！』

「成海少女！この汽車は八両編成！俺と二人で後方五両を守ってくれ！！

残りの三両は黄色い少年と竈門妹が守る！竈門少年と猪頭少年にはその三両の状態に注意しつつ鬼の頸を探すよう伝えた！！

頼めるか？！」

『もちろんです！』

「俺は鬼の頸も探しながら戦う！成海少女は乗客の安全を第一に考えながら斬ってくれ！！』

『はい！！』







すごい…


目覚めてからそんなに時間がたっていないのにこの判断力


これが柱


それにしても







『斬っても斬ってもきりがない…！！』







斬り終えたと思ったらこちらをあざ笑うかのように生えてくる


煉獄さんもいるとはいえ、五両…


いやいや、弱気になってはだめだ！


炭治郎くんたちが鬼の頸を斬ってくれるまで支えなきゃ！！








『…？この揺れは…？！！まずい横転する！！
香の呼吸 捌ノ型 香斬り(かおりぎり)！！』







急いで呼吸を使ったけど、衝撃がすごい…


列車に纏わりついていた鬼の体が少しずつ朽ちていく


炭治郎くんと伊之助くんが倒したのか…？


たぶん、彼らの安全確認は煉獄さんがするだろう


私は乗客の安全確認しなきゃね







『皆さん！落ち着いて列車の外に出てください！じきに手当てをするものがきます！！


…投げ出された人も多いわね…』






夜が明けるのも時間の問題







『禰豆子ちゃん、善逸くん！！大丈夫！？』

「お、俺は大丈夫です…禰豆子ちゃんは…」

『じきに夜が明ける。善逸くんは禰豆子ちゃんを炭治郎くんのいつも背負ってる箱に入れてもらってもいい？』

「わかりました！」








しばらく走っていると少し怒り気味の伊之助くんを確認


彼も無事のようだ







『煉獄さん！！炭治郎くん！！』







そこにはなにやら呼吸の指導をしている煉獄さんと炭治郎くんがいた







「成海少女！無事だったか！！」

『はい、乗客は全員無事です。善逸くんと禰豆子ちゃんも無事です。伊之助くんのことも先ほど確認しました』

「そうか！！皆無事だ！怪我人は多そうだが命に別状はない！成海少女、竈門少年をみてやってくれ。

竈門少年、君はもう無理せず…」









_____ドォォン！！！！！！









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