2話 ページ2
藍沢side
『藍沢さん、何してるの？離してくれないかな』
藍沢「あの子、私が中学生の時酷い事して、仕事押し付けて来たんです！騙されちゃ駄目ですよ！」
あの子がまだ居るんだったら、先にあの子を潰してやる。
だからまず味方に付けるのはこの人だ。
『確かに仕事を押し付けられてた事はあるよ』
え、そうなの？
『でもね、あの子は可愛い後輩だよ。だから過去の事だけで決めつけるのはやめてほしいな』
里美さんはそれだけ言って私を振り払った。
そう言えばあの人、元最年少ユース何だっけ？
くだらないなぁ。バレーの何が楽しいんだろう。
推薦貰ったり選手にならなきゃ将来に意味は無いのに無駄な汗流してさぁ。
あの人もあの人だよ。折角ユースになれたのに何で辞めちゃったんだろ。
Aside
本当あの子何なんだろ。
入畑「ほら、自己紹介するぞー」
藍沢「はいっ！藍沢雪菜って言います！気軽に雪菜って呼んでください！宜しくお願いします！」
一々ビックリマークつけないと生きられないの？うざったいなぁ。
藍沢「里美さん！里美さんも名前とか教えて貰っていいですか？」
『2年の里美だけど』
藍沢「だから下の名前『スポドリの場所とか教えるから着いてきて』……ﾁｯ」
舌打ち聞こえたんだけど。よく千鳥山中学の人騙されたね。
取り敢えず水道に向かい、何処に粉とか計量カップとかボトルがあるか教えておいた。
取り敢えず結衣には記録やって貰って隔離。
『じゃあ私タオルとか用意するから、スポドリ作っててね』
藍沢「あ、あの！選手のスポドリの濃さの好みとか分かりませんか？」
何言ってんのこの子は。
『そんな事やらないよ？第1決められた量とらないと熱中症で倒れるかもしれないから好みも何も無いでしょ。中学の頃マネやってたのにそんな事も知らないんだね』
私は顔を引き攣らせる藍沢さんを尻目に移動した。
『休憩でーす。タオル欲しい人はここに置いて置くので取って下さいね』
私はその間部室へ向かった。
そして掃除をしてからまた熱気の籠る体育館へ戻る。
藍沢「徹先輩、スポドリどうぞ！すっごくかっこよかったです！頑張って下さいね！」
………何してんの？
『藍沢さん、あくまでも選手の休憩時間だから無駄な喋りは辞めてあげて欲しいな。あと手渡ししなくていいから。その間にやる事あるし』
藍沢「褒めるのくらいいいじゃないですか！」
『それしか言えることないならギャラリーと変わらないよ』
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こーこ - 私は、赤葦、研磨、月島、国見、岩ちゃんなら捕まりに行きますね。最高でした！ (2019年8月3日 7時) (
レス) id: dc5bfe9060 (このIDを非表示/違反報告)
アンズ(プロフ) - 鬼ごっこ 研磨にだったら 自分から（捕まりに行きます）五七五 (2019年7月22日 20時) (レス) id: 7c15717d35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きさらぎ。 | 作成日時：2019年5月26日 11時
