5話 ページ6
結衣side
結衣「……さて皆さん」
及川さんとAさんは取り敢えず二人きりにしといて……
結衣「Aさんが他の人好きな可能性も浮上してきたね。
でもよくよく考えたらAさんも普通の女の子寶先輩と仲良くなれたら嬉しくなるし従兄弟とか幼馴染以外の慣れてない人に抱きつかれたら照れて当然だったんだよなぁ！！
何を早とちりしてたんだろう！！」
国見「まぁ応援するのはAさんですよね」
その言葉に皆が頷く。
まぁ及川さんは浮気癖とか女癖ヤバいし、正直好きな人が及川さんじゃ無いのなら他の人と付き合って欲しいのだ。
傷つく姿は見たくないしね……
それにAさんは優しいから及川さんに押し切られたら罪悪感とか良心の呵責とかで受け入れるかもしれないし……
本心じゃないのに付き合うのはどっちも傷つくから絶対だめだ、うん。
渡「じゃあ誰だろうね？好きな人」
矢巾「彼奴の好みって何なの抑」
結衣「好みも何もAさんはこれが初恋の筈ですけど……」
嗚呼、理論が進まない。
貴方side
『………』
及川「………」
どうしよう、二人きりにされたはいいものの何を話したらいいのかわからない。
もしかして結衣達は私が及川さんを好きだって気づいてるとか……？
……でも二宮さんとの事は邪魔したくないし……
及川さんに二宮さんに会ってくるよう言おうかな。
『……あの、及川さん』
及川「！……どうしたの？」
『二宮さんの所行かなくて良いんですか？』
そう言うと及川さんは硬直した。
及川「なん、で……」
『付き合ってる人が居るのに他の女子と二人きりになっちゃ駄目ですよ。早く行ってあげてください』
そう言って立ち去ろうとする私の制服を掴んで引き留めようとしてきた。
……いや、何で？
及川「嫌々、態々そんな気を使わなくても……！」
……このセリフ、前に聞いた事ある。
中学の時同じ委員会の先輩にそういう事言われて昼休み中ずっと仕事手伝ってもらってたな。
……真逆先輩が自分に恋愛感情を抱いているとも知らずに。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
彼女「アンタどう言うつもりなのよ……○○誑かすなんて何のつもりなの！？！」
『え……でも、私は仕事を手伝って貰っただけで…』
彼女「何もしてないって言いたいの？
じゃあ何で私は振られたのよ！！
彼奴は里美の事が好きになったって言ったのよ？！」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
……やだなぁ…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 487人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おかか - 面白いです！いやぁ、拗れに拗れてどうなるのか楽しみです！更新頑張ってください！待ってます!!!! (2020年7月31日 22時) (
レス) id: 0ecde9d0b0 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃむめる - めっちゃたのしいです！ (2020年5月12日 4時) (レス) id: e85c9710e6 (このIDを非表示/違反報告)
きさらぎ。(プロフ) - 狛犬さん» 勿論です！コメント返せなくてもちゃんと見てますからね〜(●´▽`●) (2019年9月11日 20時) (レス) id: a0ef61b42b (このIDを非表示/違反報告)
狛犬 - 面白かったです！ 更新頑張ってください！ (2019年9月11日 17時) (レス) id: 7685bdfe15 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きさらぎ。 | 作成日時：2019年9月6日 21時
