【リレー小説】この無慈悲な世界に能力で希望を【第四章】

生きる意味を下さい【政府の犬@紫龍】 ページ42

「……知ってるよ、そんなことｯ…!!」

真っ白な頭をフル回転させ、足に刺さった硝子の破片を抜き、能力で血止めをして立ち上がる。

___ソウカ、ソウスレバ良インダ

「ねぇ＿＿＿＿＿＿」

呼び掛けてからの行動は早かった。
神崎の娘…確か、怜加御嬢の服を引っ張って自身の方へと引き、能力で全身を麻痺させておく。

それに驚いて後ろを振り向く怜加御嬢に似た人の背中に一本のナイフを刺した。

「なっ__!!?」
「…これで、私が存在する理由が出来上がった。」


__ﾄﾞｻｯ


赤い水溜まりを作っていく怜加御嬢に似た人……(長いから偽物で良いか)偽物さんに話し掛ける

「ナンバー…7……あんた…!!」
「あんまり動かない方が良いよ。刃に殺鼠剤を塗っておいたから。」

もう一度インカムを繋ぎ連絡を入れた

「…新たな取締り役の御人形が手に入りました。」
『操れるか？』
「はい。___では、」

インカムを直しながら御嬢の隣にしゃがみ笑う。



「貴女が悪いんだよ……？」

「今から貴女は、裏社会の御人形になるの。貴女の御父様の様にね。」

*****
すみませんでしたぁぁぁあ！！

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