【リレー小説】この無慈悲な世界に能力で希望を【第三章】

起こせ【神崎怜加/omizu】 ページ25

オークション会場に行くと、能力者が倒れている


怜「なんだ、コレ…って、オ``エ``ッ」


とてつもない吐き気に襲われ、頭が痛み吐きそうになる


こんなところで、吐いてちゃどうしようもない


い「違う。天秋さんじゃない！あなた、誰？」


前で叫んでいるいのりを通り過ごし、天秋の元へ行く


帝華の体の一部がない


コイツ、天秋じゃない


天秋が、帝華を襲うわけがない


怒りと悔しさが混じる


怜「この、卑怯者がアアアアアアアア!!」


利き足の右足で、天秋を思いっきり蹴る


すまん、天秋


天秋はマッハかというほど、ものすごい速さで壁へ突撃した


そこへ向かい、天秋の着物の衿を掴む


怜「オイ、起きろ天秋!!今すぐ起きろ!!おい、いのり!」


い「はっ、はい！」


怜「お前も手伝え!!」


早く


早く


僕が感情を失う前に(新たな人格が出る前に)

起きてるよ。【叶胡天秋/天秋】→←いない【神月いのり/ユウミ】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す