教祖様から逃ゲ出シタイ。【鬼滅の刃】 【童磨】

episode.13 ページ14

御館様「皆、よく集まってくれた。今日は、この鬼について話したいことがある」









……彼奴、病気なのか？









目も見えてないようだし。









？？「御館様！何故鬼についてなど話し合うのです！鬼は即刻斬るはず！」









御館様「…少し、杏寿郎から気になる話を聞いてね。この鬼は何故か杏寿郎の名前を知っていたらしい。更に懐かしさも感じたみたいなんだ」









？？「おい煉獄ゥ……おめェまさか鬼と関係」









御館様「………」









彼奴が人差し指を口に当ててしー、ってやると柱の全員が静まり返った。









……そんなに偉い人なのか。確かに、優しそうで威厳はあ___









その時、またあの時に似た頭痛が走った。









「……ぁ゛〜……う゛っぁ…」







麻酔がまだ回ってるせいか声を出して痛みを主張することも出来ない。









御館様「……おや、鬼の様子が変だね」








？？「……あぁ、まだ薬効いて無いんですか。なら即効性があるものを打ちましょう」









ブスッ








首元に、何かを刺される。









その何秒後かには、声は出始め、しだいに大きい声を出せるようになった。









「いぁ゛い、い、たい、痛いｲﾀｲいた、い！」








でもまだそれしか言えなかった。








？？「あァ？何だ、どこが痛てェんだ？！」









傷だらけの男が髪の毛を掴んできて、上に引っ張りあげる。









痛い









辞めろ









× す









「ぁあっ゛っあっ゛あ゛！！！」

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