教祖様から逃ゲ出シタイ。【鬼滅の刃】 【童磨】

episode.11 ページ12

煉獄side








「御館様、少し申し上げたい事があるのですが良いでしょうか？」









産屋敷「うん。何があったんだい？」









あの鬼に初めて会った……なのに何故名前を知られていた？









それにどこか……懐かしい雰囲気だ。









「……鬼と遭遇したのですが…」









産屋敷「……ただの鬼と遭遇したわけじゃ無さそうだね」









「はい。どこか懐かしさを感じました。……それどころか、何故か一度も会ったことの無い私の名前を知っていたのです」









産屋敷「………なるほど。その鬼の容姿は？」









確か……







「髪色は……透き通るような白でした。あとはとても整っているとしか言い様が無いです」









こんな事人に言えないが、美しいと思ってしまった。









産屋敷「……分かった。その話、少し引っかかる所があるから私の所で調べよう。…何かそれに似た情報が過去の当主の文献に載っていたはず」









「はっ。ありがとうございます。……では、失礼致します！！」









……これでこの懐かしさと、謎がわかるのだろうか。

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