#7 ページ7
なんの話しなんだろう。
そう思いながら
「上司に報告したら
今日はそのまま帰って言いって言われてるので…
今からちょっと行ってきますね。
すぐ戻ってきます！」
そう彼に伝えた。
「ありがとう。
じゃあ俺はメイク落としてくるわ」
「はい。じゃあ、またあとで、」
そして私は直ぐに上司の元に戻り
報告しにいく。
いつもは厳しい上司が
「今日はよく頑張った」って言って褒めてくれた。
そのまま着替えを済まして
先に準備が終わった私は彼の楽屋の前まできた。
扉をゆっくりノックする。
「はーい」と池田さんでは無い太い声が返ってきた。
「ん？」
「いきなりすみません…えっと池田さんは…」
「あ、ごめん。入ってもらっていいかなー？」
「どうぞ、」
「ありがとうございます…」
ペコッと挨拶をし中に入る。
「俺じゃあ先に帰るわ！
えっと…ゆっくりして行ってください」
大きな男性は私に気を使って
サッサと出ていってしまった。
「なんかごめんなさい、相方さんに気を使わせてしまって…」
「気にせんでええよ…？
ごめんあとは服着替えるだけやから
もう少し待ってて…」
大きなボストンバッグから
着替えを取り出す。
「あ、ごめんなさい。
後ろ向いておきますね、」
私のうしろで着替えをしている音が聞こえる。
それだけで何故か顔が熱い。
「なあなあ、」
「はい？どうしました？」
後ろ向きで答える。
「意地悪していいー？」
「やです。」
「ひひ、」
後ろからギュッと抱き締められる。
「あ、あの…」
「好き…」
びっくりして声も出ない。
「これからもっといろいろ知りたい…」
「…私もです」
「こっちみて？」
ゆっくり振り返る。
「俺と付き会ってくれる？」
そこにはちゃんとした
かっこいい彼がハッキリ私に言った。
「私と付き合ってくれますか？」
「なんで俺が言うたのに、そっちも言うん？」
2人して笑う
「私からもちゃんと言いたかったから…」
「じゃあさ、せーのでYESかNOで答えようや！」
「「せーのYES」」
ふたりでもう一度笑い合う。
「これ、ちょっとコントで使うわ！」
「ふふ、怒られませんか？？」
2人の空間。
2人だけの時間。
これからも笑いが絶えない
そんな2人でいれますように…。
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木葉林檎(プロフ) - Mさん» ページ数が50までなので、もし書くとしたらページ数が足りなさそうなので次のシリーズの最初に書かせていただきますm(_ _)mよろしくお願いします！ (2023年3月13日 1時) (
レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - Mさん» こんばんわ、今別の作品を書いていますのでそちらが終わり次第書かせていただきますね(^^) (2023年3月12日 21時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
M - 再び失礼します！学パロで、リリーさんは有名な不良で幼馴染が他校の人に拉致され大人数に待ち伏せされ勝つが、自身も重傷で倒れ彼女に支えられ帰宅し、手当をしながら罪悪感で泣く幼馴染をリリーさんが慰め告白し付き合うみたいなお話お願いします！ (2023年3月12日 20時) (レス) id: a07b54dd9c (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - Mさん» いえいえ、リクエストに添えられていたなら幸いですがイメージと違ったならすみません^^;またよろしくお願いします(^^) (2023年3月12日 11時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
M - リクエスト応えて頂きありがとうございます！！長編にして頂けて嬉しいです！！ (2023年3月12日 9時) (レス) @page35 id: a07b54dd9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木葉林檎 | 作成日時：2023年3月1日 15時
