※Wagyuu．k#1 ページ12
※この話では結ばれません。
嫌な方は飛ばしてください。
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今日は大切な親友の結婚式。
中学からの付き合いで結婚するって聞いた時
本当に心から嬉しかった。
嬉しかったはずなのに……
───────────────
成人してから仕事の関係で私は大阪に引っ越していた。
だから帰ってきて会うのは3年ぶりくらいかな…？
久しぶりの地元は凄く落ち着く。
どんな人が旦那さんになるのかな？
結婚式の1週間前、私は休暇をもらい
どうせなら地元の友達と過ごそうと長く休みを貰った。
「しずくー！久しぶりー！」
「Aー！元気だったー？？」
久しぶりに会った親友は少し大人びていて
幸せオーラが全開だ。
「元気元気！！でも結婚するって聞いてびっくりしたよー
そんな雰囲気なかったじゃん！」
「へへへ、結構前から付き合ってたんだけどね、
相手の方がちょっとした有名な人だからさ
言うに言えなくて…」
「そうなんだ？でもしずくが幸せそうでよかった！
ねぇ、どんな人なの？？写真ある？？」
近くの喫茶店に入りコーヒーを2つ頼んだあと
私はしずくのスマホに目を向けた。
「この人なんだけど…」
「えっ…」
賢ちゃん…？
名前を呼びそうになったの堪えて飲み込む
「やっぱ有名な人だからわかっちゃうよね。」
有名だとか有名じゃないとか
そういう話じゃない…
6年前に別れた元彼だ。
忘れるはずない
嫌いで別れた訳でもない。
6年前、大阪から東京へと進出する時に言われたセリフ…
「絶対に後悔させへん。
Aじゃないとアカンねん。
頼む。ついてきてくれ」
そう言われたけど、私自身仕事を辞めてまで
東京へとついて行くことが怖くて出来なかった。
「ごめん、賢ちゃん…やっぱ私…」
「そっか…いやAが悪いんとちゃう。
わかってるから大丈夫や」
「っごめ…」
「大丈夫…大丈夫やから…」
信用出来なかった私が悪いのに
彼は私を抱きしめて、ただひたすら大丈夫って言葉をくれた。
その後は私も彼も仕事が忙しくて
「賢ちゃん、もう別れよ」
「え？何でや？」
「寂しい…一緒にいれないのも
隣にいないのも。どんどん賢ちゃんが遠くなっていってる気がして…」
「じゃあ、今からでも東京に…」
「ごめん、もう無理…辛いの…」
「そっか…迎えに行けんでごめんな。
ほな…元気で…いい人見つけてな…さようなら…」
#2→←Reiwakitaminami．n(リクエスト作品)
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木葉林檎(プロフ) - HATHUTAさん» コメントありがとうございます！凄く嬉しいお言葉感謝です！m(*_ _)mまたよろしくお願いいたします(*´︶`*)♥️ (2023年2月24日 15時) (
レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
HATHUTA(プロフ) - 盛山さんの長編拝読しました！林檎さん（勝手に呼んですみません）のお言葉で長くなってしまったとありましたがいい意味で読み易い長さでとてもキュンとしました。不器用ながらに真っ直ぐな感じがイメージしやすくて読んでいて入り込めました^^これからも応援してます (2023年2月11日 22時) (レス) @page36 id: f9b555f004 (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - mさん» リクエストありがとうございます！新山さん素敵な人ですよね(^^)♪シュチュエーションなどなければそのまま書かせていただきますね┏○ﾍﾟｺｯ (2023年2月2日 4時) (レス) id: 850b8e0902 (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - リクエスト失礼します！さや香の新山さんでお話書けたりしますでしょうか？？宜しくお願いします🙇🏻💧 (2023年2月2日 1時) (レス) id: cde51804fe (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - ﾃﾝﾌﾟﾗ衣さん» リクエストに添えるかどうか分かりませんが、短編で1つ書かせていただきました！シチュエーションなどあれば是非またかかせていただきますのでよろしくお願いします🙇🏻♀️՞ (2023年1月23日 3時) (レス) id: 850b8e0902 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木葉林檎 | 作成日時：2023年1月20日 5時
