静かな市場と大きな声 ページ37
*キリトside*
第1層 始まりの街
移転門で久方ぶりに訪れるそこに足を踏み入れた。
ソ｢ここに来るのも、久しぶりだなぁ。｣
あ｢私も。｣
数年前、この世界が始まった日の真っ赤に染まった空を思い出し、俺たち4人は感傷的にも空を見上げる。
残酷とも言える光景を振り払うように首を振ったエイダがユイとユウに話しかけた。
あ｢ね、ユイちゃんもユウくんも見覚えのある建物とかはないかな？｣
二人は一通り街に目を通すが、首を横に振る。
転移門前では手がかりなしか…
申し訳なさそうに俺の肩に頭を預けるユイ。
アス｢まぁ、始まりの街は恐ろしく広いからね。｣
ソ｢とりあえず、中央市場に行ってみようか。｣
中央市場から探りを入れて見ることにした俺たちは、ポツポツと人がいる市場を子供たちをおぶったままぶらつく。
あ｢ねぇ、キリト君。ここって今プレイヤー何人くらいいるんだろ。｣
キ｢んーそうだな。SAOの中で生き残っているプレイヤーが約6000。軍を含めると、その3割くらいが街にいるらしいから…｣
ソ｢2000人弱ってところかな。｣
なんでそのセリフをとるんだ…←
あ｢その割には、人、少ないよね？｣
アス｢言われてみれば、確かにそうね…｣
この世界では指折りで賑わうはずのそこはシンと静まり返り、暇そうに時間を持て余している商人がそれぞれの店を出しているだけ。
と、その瞬間
｢子供たちを返して！！｣
あ･キ･ソ･アス｢｢｢｢！！！｣｣｣｣
こちらの方まで響いてくる大きな声。
｢保母さんの登場だぜ。｣
｢待ってましたァ！！！｣
その後に続いてその声を侮辱する程度の低い罵声まで聞こえてくる。
俺達は全員が顔を見あわし、その声の元へと向かった。
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こんぺー(プロフ) - 暗殺教室Loveさん» 夢絵ですか！私の拙い絵でどこまでかけるか分かりませんが挑戦してみます！！！最新の方に載せるつもりです！リクエストありがとうございます！ (2019年3月31日 0時) (
レス) id: 0e6de27daf (このIDを非表示/違反報告)
暗殺教室Love(プロフ) - いつも作品見ています！できたらいいので、夢主とキリトの絵を描いて欲しいです！ (2019年3月30日 13時) (レス) id: e478a42c59 (このIDを非表示/違反報告)
こんぺー(プロフ) - ユーリのお部屋さん» 仲間ですね！！！ありがとうございます！！ (2018年12月8日 20時) (レス) id: 0e6de27daf (このIDを非表示/違反報告)
ユーリのお部屋(プロフ) - 今日見始めたんですが作者さんってnanaやってるんですね！僕もやってるんで聞かせてもらいます！ (2018年12月8日 19時) (レス) id: eddf9d402e (このIDを非表示/違反報告)
サユ - 勉強も更新もがんばってください!!応援してます♪ (2018年5月22日 20時) (携帯から) (レス) id: 809aa7d039 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こんぺー | 作成日時：2017年8月22日 3時
