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セーフティーです ページ17

桂「で、銀時達には会ったのか?」


「うん。昨日ね。今は住まわせてもらってる。」


桂「住まわせてもらってるだと?!」


急に声を上げたヅラ兄にビクッと体が反応する。


「う、うん……泊まるとこなくて」


まるで恐ろしい何かを見たかのような表情にたじたじと答える。


桂「あの銀時とAが一つ屋根の下で……同居?!」


「いや、うん。確かにそうなんだけど、何か問題あるの?」


あまりの驚きように少し引いてしまう。


桂「…お兄ちゃんの一人として、いくら銀時も言えど年頃の妹が男と一つ屋根の下で生活していると思うと、こう心配が……」


「大丈夫だよ。普段は従業員?の子がいるし。」


桂「いや、問題は夜だろう!!まさか銀時とお風呂とか、一緒の布団で寝たりとかしてないだろうな?!」


くわッと顔を上げて私に問いただすヅラ兄。


「お、お風呂は入ってないけど……」


桂「けど?」


昨日のことが頭にフラッシュバックする。


「……………一緒には寝た。」


その返答にため息をこぼすヅラ兄。


いやね、昨日のアレには海より深い事情があってですね……


桂「このことを高杉が聞いたら、銀時は間違いなく殺されるぞ。」


その言葉に思わず鳥肌がたった。


「だ、大丈夫だよ。……晋助兄さんああ見えて優しいし……」


銀ちゃんとの仲は微妙だったけど。


昔っから「低過ぎ」だのなんだの言われてたからね。


「あ、そうだヅラ兄っ!」


昔話に浸ってから忘れてたけど、家に帰れないんだった。


桂「なんだ?」


「銀ちゃんのことで、ちょっとご相談が。」

自分達で→←「ママじゃない、ヅラ兄だ。」



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作者名:紺15 | 作成日時:2019年1月31日 17時

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