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次に目覚めたの時、周りは随分と賑やかだった。
だが、妙に寒い。今までいたあの、暖かい水の中に戻して欲しいと心から願った。
待て。…水の中?
そういえば体がうまく動かせない。
目が見えない。寒い、寒い、
私は死んだはず、だ。…はず、なのに、
息をしている?
状況が読めなくて、困惑する。とりあえず、耳を傾けて状況を把握せねばならない。
「……ま、れました…産まれま…た_…」
「__の子…ですね…おんなの子です…_」
なんだ、これ。上手には聞き取れないが、
まるで出産直後の会話、みたいだ
「…おに、が…_どうしま、しょ、う」
「この子……忌子、で…_」
鬼?鬼ってなんだ?
私が、忌子?
いや、まず。この賑やかな音は、
私の産声だって言うのか!?
馬鹿な。私はたった今死んで、それで転生したって言うことか…?
タイムスリップなのだろうか?
鬼、と聞いて私は鬼滅の刃を思い出した。
まさか、トリップじゃ…
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作者名:koumori666 | 作成日時:2020年4月25日 11時