気づけば隣にきみが。 Ren.N (ページ10)

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--- Ren side ---

廉「なぁ、昨日Aちゃんサッカー部見てくれとったよな？」

休み時間、隣の席の彼女に聞いてみる。

『あ！うん、部活早く終わったから外部の見学してたんだよ！練習中だったのによく気づいたね』

廉「俺も海人も気づいてたよ。休憩になったら声かけようと思ってたのにもうおらへんかった笑」

『え！そうだったんだ！永瀬くんと海人すごい人気だったね』

練習を見に来てくれる女の子たちのこと言ってるんかな。昨日も何人か応援してくれてたし。

『サッカー姿かっこよかったもん。あれはモテるわ～』

はっ?! …////

サラッと発した彼女の一言で徐々に顔が熱くなる。

いや、わかってるんやで？

Aちゃんが言ったのは一般論みたいなもんで、しかも海人のことも含まれてるってことも。

赤くなるのをごまかしたくて、手で口元を隠す。

『ふふふ。』

廉「え、なんで笑ってるん？」

『なんか意外な反応だったから(笑) 昨日もいろんな女の子たちが永瀬くんのこと見てたし、そうゆうの言われ慣れてるかなって思ってた』

廉「俺のイメージどうなってんねん(笑)」

そんな簡単にかっこいいとか言うたら、俺じゃな人相手やったら勘違いされるで？

せっかく褒めてくれてるのに色んな感情が出てくる自分があほみたい。

とりあえずお礼は言わなとて思って出た「ありがとう」が凄く小さな声になって、それにまた彼女が笑い出す。

廉「そんな笑わんといてやー、調子狂うわ～…」

なんやろ。

…おれ今めっちゃ楽しいわ。

...…

こんにちは、konkoです。

たくさんの方に読んでいただけてるようで、
本当にありがとうございます(･･*)

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引き続きよろしくお願いします^^

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