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新学期が始まって1ヶ月半が経った。
梓「今日の帰り、委員会決めやるらしいよ。」
岸「えーだりーな。俺やりたくない。」
岸くん、それきっとあなただけじゃないと思うよ。
HR、黒板に先生が委員会の名前を書き出す。
決め方は立候補と推薦どちらでも可。
やらないってゆう選択肢もあるけど、推薦されてやるくらいなら緩い保健委員に立候補しようと決めていた。
岸「なんで俺がこんなことに、、、」
落ち込む岸くんとそれを見て笑いが止まらない永瀬くん。
廉「ゆうたが学級委員って最高やん！」
岸「いやいや、何で俺？！絶対やっちゃいけないやつだかんね？」
廉「女の子たちの推薦なんだからしゃーないやん、がんばれよ」
肩をポンポン叩かれてる。
梓「ちょっと、優太！わたしまで巻き込まないでよー」
学級委員は男女一人づつで、推薦で先に決まった岸くんが梓を推薦してたから怒っているご様子。
岸くんが学級委員になったのがよっぽど面白かったのか永瀬くんはまだ笑ってる。
岸「廉はいいよな。体育委員。お似合いだわー」
岸くん同様、女子たちの推薦で永瀬くんは体育委員に決まった。
サッカー部のエースの彼は運動神経いいし、テキパキしてるから適任。
廉「いやいや、体育委員って体育祭の準備大変なんやろ？やりたくなかったわー」
梓「けど体育祭の準備って保健委員もやるんでしょ？」
『そうだよー！合同で準備する感じだと思う。』
廉「そうなん？なんや、Aちゃんもおるなら心強いわ」
『体育委員のが大変なんだけどね(笑)一緒にがんばろうね』
やっぱそうなんやーって残念そうに頭を抱えている。
永瀬くんとか岸くん見てると女子から人気なのもいいことばっかじゃないのかも(笑)
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作者名：konko | 作成日時：2019年9月7日 18時
