出会い【灰谷蘭】�� ページ3
初めてAさんに会ったのは、狂極とやり合う前の夏だった。
興味本位で、当時噂になってた半間修二を見に竜胆と新宿へ行くと、特攻服を着た奴等が買い物袋を持った女子高生を睨み付けていた。
気怠げな表情でソイツ等を見上げてた女子高生が、当時高校一年のAさんだ。
「アイスあるから早く帰りたいんだけど。」
男1「お前の弟呼び出してくれたら大人しく通してやるよ。」
「いやその頃もうアイス溶けるよね。気温何度だと思ってんの？」
男1「うるせぇ！いいからさっさと半間を呼べ！」
Aさんと話していた一番偉そうな奴が、Aさんが手に持った袋を叩き落とした。
「あっ！」
強がってるようだけど、流石にもう無理だろうと思った俺達は助け舟を出そうとする。
でも次の瞬間、Aさんは男の腹に膝を入れ、頭を掴んで地面に叩きつけた。
「お前何してくれてんの？アイスも卵もグチャグチャじゃん。今日修二がオムライス食べたいって言ってたから卵買ったのに。どうすんのコレ。」
Aさんは叩きつけた男の頭を持ち上げると、袋を目の前に置く。
そして男のポケットから財布を取り出すと、隣にいた男に渡した。
「ねぇキミ、悪いんだけどこのレシートと同じ物、そこのスーパーで買ってきてくれない？」
男2「え、自分ッスか！？」
「うん、この財布使っていいから。ちゃんと買えるならご褒美にアイス買ってもいいからね。」
男1「お゛…俺゛の゛財゛布゛……ぶべっ゛」
財布の持ち主がボロボロの顔面で訴えようとすると、Aさんは足で踏み付けて顔を埋めた。
「文句あんの？アンタが卵とアイス台無しにしたんだもん、当然でしょ。」
Aさんが財布を渡した男に「早めにね」と笑顔で言うと、男は青い顔でスーパーまで走って行った。
男は10分くらいで、汗だくになりながら帰ってきた。
「お〜早いねぇ、全部買えた？」
男が息を切らしながら袋を渡すと、Aさんは袋の中身を確認する。
Aさんが男に自分の分は買わなかったのかと尋ねると、男は首を横に振った。
Aさんは財布(勿論男の)から千円取り出すと、コレで好きな物買えって渡した。
そのままパシった男の頭を撫でると、Aさんは機嫌良さそうに帰って行った。
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マニ。(プロフ) - 子持ちししゃもさん» ✉️。はわわ！！宜しくお願い致します！あのボード返事送りました！其方の方でしゃもさんのボードの方に！返事待ってます！ (1月11日 20時) (
レス) id: b32654e3a5 (このIDを非表示/違反報告)
子持ちししゃも(プロフ) - マニ。さん» ありがとうございます！是非行かせていただきます🤭 今後もよろしくお願いします🙇 (1月11日 20時) (レス) id: 197a8307a1 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 子持ちししゃもさん» ✉️。こんにちは！とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？お返事お待ちしています、これからも応援してます！子持ちししゃもさん！😊💝 (1月11日 16時) (レス) id: b32654e3a5 (このIDを非表示/違反報告)
子持ちししゃも(プロフ) - らむね@プリ小説もやってるよ！さん» コメントありがとうございます！頑張って更新しますので、今後もよろしくお願いします🤭 (11月10日 6時) (レス) id: 197a8307a1 (このIDを非表示/違反報告)
らむね@プリ小説もやってるよ！(プロフ) - コメント失礼します！本編から番外編まで、一気見しちゃいましたw 夢主も半間もみな尊すぎて……好きです！！ (11月10日 0時) (レス) id: 81e25a727e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：子持ちししゃも | 作成日時：2022年2月23日 23時
