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ヘリコプター ページ39
1、
「ッどう云うことですか!」
芥川の咆哮が響く。
「敦は探偵社員だ!」
安吾が否定する。
安吾さん、これを、と鏡花が懐から本を取り出す。
有難う御座います、と安吾が受け取る。
「いいえ。違います。中島君と泉君の仕事は、あなたに依頼した仕事と同じです。ですが、特務課が動くと色々面倒な事が有りましたので、送らせていただきました。では、貴方をお送りします。二人とも、長い任務お疲れ様です」
特務課のヘリコプターが着陸し、コックピットが開く。敦と鏡花は慣れた様子で入っていく。
「……………………」
芥川は何かを考えているようで、なかなか乗らない。
「芥川?どうしたの。乗らないの?」
敦が微笑んで芥川を見る。
「そうだな」
芥川は微笑み返し、ヘリコプターに乗る。
四人を乗せたヘリコプターはヨコハマの夕焼けの映える空へ飛び立った。
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珀秋そら(プロフ) - 感想正座待機でお待ちしておりますべ (2022年8月9日 18時) (レス) id: ae0531e6bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空白時 | 作成日時:2021年7月9日 13時