【JOJO】私の奇妙な日常【混部】

８：兄とコロネと仲間たち ページ8

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「じょ、ジョルノが女とイチャついてやがる……！！」

　そう声が聞こえて、声のする方へ顔を向けると、そこにはいかにも寝起きの人がいた。この人もやっぱり奇抜な格好をしたイケメンである。

「別にイチャついてはいないです」
「いやいや、女を抱きしめながら何言ってんだ！！」

　そうなのだ。私たちはずっとナチュラルにくっついたまま話していたのだ。
　まあ、何も知らない人が見たらなんともおかしい光景だとは思う。

「そんなことより」
「はあッ！？そんなこと！！？？」

　そんなことと言われてショックを受けている人をよそに、兄はこう言った。


「みなさん、自己紹介しましょう」


　ほら、と促されるがまま私は話始めた

「えっと……A・ブランドーです。初流乃の双子の妹……です。」

「妹！！？？ジョルノ、お前妹いたのか！？」
「何言ってるんですかミスタ。昨日言ったでしょう。僕の妹がここに遊びに来ると」
「……そうだっけ」

　はあ、

　兄は盛大なため息をついてから私に向き直った。

「この人は、グイード・ミスタです」
「よろしくな」

　目を合わせて気がつく。その真っ黒な瞳は、兄とはまた違った魅力があった。闇のように真っ黒。でも嫌な感じはしない。きっと悪い人じゃあないんだろうな……

「それで、こっちがナランチャ・ギルガ」
「よろしく！」

　なんか可愛い……私より年下かなあ。

「あ、お前ジョルノと双子ってことは、俺より年下なんだな！」
「え、そうなんですか」
「え、ってなんだよ！！」

「こっちが、レオーネ・アバッキオ」
「……」

　なんか……怖い……？

　思わず初流乃の後ろに隠れた。

「大丈夫ですよ。この人見た目は怖いし、初対面の人に【自主規制】飲ませたりしましたけど悪い人じゃあないので」
「うん？？」

　自主規制ってなに！！？？

「そうだぞ、ここにいるやつは皆ギャングだけど悪いギャングじゃあねえからな」

　ギャング！！？？


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