声優の皆さんはひたすらに距離が近い

44. ページ44

周りの人は興奮が冷めきらない、というようにザワザワしている


神谷「マモか〜…うるさくなるなぁ…」


宮野「かぁみやさん！！何言ってるんですか！！」


中村「うるせぇ…(笑)」


あの人は仕事でもこんな感じなのか…


花江「次って生アフレコですか？」


斉藤「スケジュールくらい把握してなさい(笑)」


木村「やばいな、あの2人来た途端に動物園だ」


石川「さすがです…！俺もがんばろ！」


入野「やめて！見習わないで！」


神谷「あー！もう！行くよ！次は、生アフレコです！」


wwwパチパチパチパチ…


生アフレコは


なんというか…


すごい


やっぱりみなさんプロなんだ…と←


映像はなかったのに、舞台に立っているのは


本物のキャラクターなんじゃないか、と錯覚するほどにキャラになりきり


普段の皆さんからは想像もつかないほどに


なんというか


カッコ良かった


まあ死んでもあの人たちには言わないが


生アフレコの余韻に浸っていると、いつのまにかイベントは終了していた


みほな「…ぃ！おーい！！Aさん！！」


『んぇ！？なに！』


みほな「なにじゃないよ！終わったよ！イベント！」


『え！？まじか！』


みほな「いや、ほんとにさ、ありがとう、連れてきてくれて…やばかった…カッコ良かった…おもしろかった…」


『いえいえ、じゃあ帰りますか』


ふと、携帯を見ると何件か通知が


『ん？花江さん？』


みほな「え゛！？」


騒ぎだすみほなを無視して、内容を見る


花江「来てくれてありがとう！もしよかったら楽屋に来ませんか？」


『…みほな、楽屋来る？だって』


みほな「え…いいの？ほんとに？」


『うん、お友達もどうぞ、だって』


みほな「行く」


さあ、行こう


みほなの前ではなにもしないだろうし

45.→←43.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す