肺炎<章大> そらまめ様、∞章いちご∞様 ページ29
※すみません同じような内容だったため、勝手にリクエストまとめてしまいました
章大Side
「ゴホッ……ゲホッ…ハァ」
昨日から喉に違和感はあったんやけど、朝起きたら見事に体調が悪い。
まだ咳だけやから大丈夫やろ。
まだ起きる時間やなかったけど、起きてもうたし咳とまらへんから、水でも飲みに行こう。
下へ降りると、朝ごはんを作っている匂い。
あ、そうやもう信兄起きてるよな…。
このままリビング行くとバレるかも。
どうしよう…、悶々と考えていると、リビングへつながる扉が開いた。
「わっ！！」
「おおっ、びっくりした。章大おはよう、早いなぁ今日」
「ゴホッ…、目覚めてもうた。水、飲もうと思って…ゲホッ」
「なんや、咳出てるやん。風邪ひいたんか？」
「ちゃう。多分口開けて寝とったんかなぁ。喉ガサガサやった」
「そうか。水飲んだら、もうリビングおりや」
よかった、バレへんかったみたいや。
バレたら病院連れて行かれるかも、それでなくともきみ兄かすば兄の診察が待っている。
そんなん嫌や。
「ゴホゴホッ……ハァ」
水を飲むと、少し落ち着いた気がした。
信兄がおらんうちに、戸棚から風邪薬を一錠もらった。
とりあえず、朝はこれ飲んどこう。
学校の帰りしなに薬局寄ってきたらええやろ。
信兄が戻ってくるとパパッと残りの朝ごはんの準備を終え、みんなが起きてくる時間になった。
朝ごはんを終え、歯磨きの時にこっそり薬を飲んだ。
よし、これで大丈夫やろ。
いつものように亮と並んで学校へ行く。
薬のおかげか、朝ほど咳は出ない。
亮とクラスは違うから、教室の前でお別れ。
「ほんなら亮、またご飯の時な！」
「おん、また後で」
今日は2限に体育がある。
しかもバスケ。
イケるかな、いや、頑張らなあかん。
案の定めっちゃしんどかった。
めっちゃボール回ってくんねんもん。
治っていたはずの咳もめっちゃ出てきよる。
昼の時間、弁当を持って亮の教室へ行く。
「ゴホゴホッ、亮！」
「あ、章ちゃん」
亮といつもの美術室へ行く。
ここは誰も来なくて、俺らだけの空間。
「ゴホゴホッゲホ、」
「章ちゃん、大丈夫？」
「朝起きたら咳出てん。口開いてもうてたんかも」
「口開いて寝たら、喉イガイガなるよな」
「そうそう。やから、帰りしな薬局よっていい？」
「おん、ええよ」
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koma(プロフ) - とろりん子さん» とろりん子様のこと、知れば知るほど似たところがあり、全く関係ないとは思えません。本当にありがとうございました。すみません、他の方のリクエストが見えないので、お二人のコメントを別枠にうつし、ここから削除させていただきます。よろしくお願いします。 (2016年6月1日 16時) (
レス) id: c170da9f5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koma | 作成日時：2016年4月9日 0時
