胃腸炎<忠義>※ ぴょん様リク ページ25
侯隆Side
休みやのに、日勤の時と同じ時間に起きてもうた。
「いってらっしゃい」
賑やかな他の兄弟たちを見送って一息つく。
忠義は、土曜日に参観日があって今日は振り替え休日や。
すばるは当直やし昼過ぎには帰ってくるか。
せっかく忠義も休みやしすばるも帰ってくるし、何しようかなぁ。
まぁゲームかな笑。
そんなことを思いながらソファに沈むと、少し寝てしまったみたいやった。
ハッと目を覚ます。
まだ忠義起きてへんのか？
忠義を起こすために、部屋へ行く。
「忠義、そろそろ起きや」
そう言いながら布団を捲ると、熱あらへん？
「忠義？ちょっと起きれるか？」
「…おん、……っ、おぇぇぇぇ」
体を起こしたと同時に吐き戻した忠義。
すぐそこにあったゴミ箱を口元に当てる。
せっかくの休みやのに可哀想やなぁ。
「我慢せんと全部出してまい」
「んん、…ぉええぇぇぇぇっ…、ゲェェ、…ッ、ゲホっ」
「一旦落ち着いた？パジャマ汚れてもうたから、着がえよな」
そこにあった服をそのまま素早く着させる。
「んん、、…ぅっ、、」
「まだ吐きそう？トイレ行こか。間に合わんかったら出してええからな」
忠義を抱えながらトイレへ行く。
俺の上に吐いたらあかん思ったんか、口元を押さえて我慢している。
「ごめんごめん、よし、ええよ」
「ぉぇぇっ、…ゲェェェッ、…ぅぇ、」
吐き続けている忠義。
体も熱いし水分も取らせたほうがええやろ。
そう思って一旦その場を離れる。
体温計と水を持ってトイレへ戻る。
「忠義、熱計らせてな」
忠義の耳に体温計を突っ込む。
すぐにピピッと鳴った体温計をみる。
結構熱あるなぁ。
細菌かなんか入ったかなぁ。
「忠義、水飲めるか」
「…ん。……っ、おぇぇぇ！」
水を口にした途端また戻し出す忠義。
「すばるまだギリギリ病院おるやろし、病院行くで」
「…ぅっ、ゲェェェッ、おぇ、…、びょ、いん…ぃゃっ…」
「嫌ちゃう。しんどいの治してもらわな」
「…いややぁ、…ぅぇ…ぉぇっ、」
「わがまま言うたらあかん。今行かへんかったらすばるちゃうで。全然知らん先生でもええの？」
「んん、…ぃゃっ」
「やろ？すばるに連絡しとくから、ちょお待っとき」
ちょっと言い方厳しいかなとは思ったけど、このまま放っておける訳ないから、病院にいるであろうすばるにメールをした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 376人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
koma(プロフ) - とろりん子さん» とろりん子様のこと、知れば知るほど似たところがあり、全く関係ないとは思えません。本当にありがとうございました。すみません、他の方のリクエストが見えないので、お二人のコメントを別枠にうつし、ここから削除させていただきます。よろしくお願いします。 (2016年6月1日 16時) (
レス) id: c170da9f5b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：koma | 作成日時：2016年4月9日 0時
