ノロウイルス<亮> 2※ ページ12
※嘔吐シーン等の表現があります
信五Side
「信兄！亮ちゃんが！！」
たつの声が何となく焦っているように聞こえて、しかもそのワードが「亮」で、嫌な予感しかしなくて慌てて声のする方へ行く。
「たつ？」
「信兄！亮ちゃん、戻してる！」
たつが俺の手を引いて、トイレの方へ連れて行く。
「うぇぇっ、……ゲホッ……ゲェッ、うぇっ、」
そこには、便器に顔を突っ込んで吐きまくってる亮。
「亮、大丈夫か。全部出してまい」
「うぇ、っ、ゲェェッ、…しん、…に、おぇっ」
「大丈夫大丈夫」
「しんに、…おなか、いたいぃ」
吐き気がおさまったと思ったら次は腹痛。
「ちょっと待っとってな。よいっしょ」
トイレを流して、すぐに下を脱がせて便器にすわらせる。
すぐに聞こえる、叩きつけるような音は異常や。
「たつ、きみ呼んできて」
「おん、分かった！」
亮のおなかを撫でながら、きみを待つ。
「ぅぅっ、……ぅ、…おぇっ」
「っと、バケツ持っとき。ちょっと、お腹落ち着いてきたか？冷えるとあかんから、ズボン履こうか」
再び、嘔吐している頃にきみが来た。
「大丈夫か？忠義ありがとうな、もうええから離れとき。ひなも、対策ちゃんとせえや。多分ノロや。昨日遊び行ったときに貰ったんかもしれん」
しばらく背中をさすると、だいぶ落ち着いてきた。
「亮、ちょっと布団行こか。ひな、先に布団敷いといたって」
きみが亮を抱き上げ、和室へ連れて行く。
和室はリビングと繋がっていて、誰かが体調悪なったときの部屋や。
布団を敷くと、亮をそこに寝かせた。
---------
皆様、地震は大丈夫でしたでしょうか？
ノロウイルス<亮> 3※→←ノロウイルス<亮> イエローレンジャー様
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 376人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
koma(プロフ) - とろりん子さん» とろりん子様のこと、知れば知るほど似たところがあり、全く関係ないとは思えません。本当にありがとうございました。すみません、他の方のリクエストが見えないので、お二人のコメントを別枠にうつし、ここから削除させていただきます。よろしくお願いします。 (2016年6月1日 16時) (
レス) id: c170da9f5b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：koma | 作成日時：2016年4月9日 0時
