ヘタレ男子じゃダメですか？1【d!】

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あれから数週間後、


クラスのみんなとも打ち解けてきて、クラスに一体感が生まれつつあった。


みんなと仲良くなれたんも嬉しいな〜！


女の子とはメイクとかファッションとかのガールズトークができて楽しいし、


男の子も、なにかと気楽に話してくれる良い人達や。


『(良い一年間にできそうやなぁ)』


別に去年のクラスが嫌やったわけちゃうけど、ただ単に今のクラスのみんなは波長が合うって言うんかな？


落ち着く雰囲気なんよなぁ〜


「Aー！ご飯食べよー！」

『食べよ食べよ〜！』

「あーお腹空いたぁ」

『(人1)ちゃんってほんまに美味しそうにご飯食べるよなぁ〜』

「それはあんたもでしょ〜？ご飯食べてるときのA見てたらもう満足でしかないわ〜！」

『ふふっ笑何それ笑』


相変わらず私は(人1)ちゃんと二人でランチ。


お互い他にも友達はいるけど、やっぱりこの二人でおる時が一番落ち着くんよなぁ〜


クラスも一緒やから尚更ね！


「、、、時にAよ。」

『ん？』


ご飯を食べ終えた(人1)ちゃんが真剣な眼差しで私を見る。



「2週間後には何がある？」


2週間後って言えば、、、


『中間考査？』


うんうんと(人1)ちゃんは頷く。


「A、悪いことは言わないからさぁ、、、」

『うん？』









「お願いっ！勉強教えてください！！」

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