三十三バカ ページ35
あまりの痛さに後ろに倒れた兵頭くん、隣にいた真壁くんも巻き込まれ、倒れこんだ。
美術室にサイレン音が鳴り響き、赤いランプがつく。
真壁「何だよこれ！」
里見「早くしろよ！」
兵頭「ドアノブがバチバチしてて開けられねぇよ！」
真壁「逃げた方がいいんじゃね!?」
里見「心配すんな！
甲斐達が足止めしてくれてるはずだ！」
そう言って里見くんは扉に近づく。
……けれど、一度の失敗が致命的だった。
.
柊「はい、ざんねーん！！」
ぶっきーせんせいが、戻ってきた。
手には…さっき甲斐くんが持っていたはずの鉄パイプが握られていた。
『甲斐くんたち、倒したんですか』
柊「いやぁ彼奴ら。武器は卑怯だよねぇ。
おまけに怪我まで作ってくれちゃって。
.
.
言ったはずだぞ。俺はこの日のために過ごしてきたと」
それを振り回し、物を壊す。
血を流しながら暴力的な行為を行うせんせいは、狂気だった。
その姿に圧倒され、私と里見くんたちはその場から動けなかった。
足を止めていたら、後ろからさくらと諏訪ちゃんがやってきた。
.
柊「次何かアクション起こしたら、ペナルティだからな」
ぞくり、
そんな擬音の悪寒が、背中から体全体に走った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1286人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
未来(プロフ) - 2カ条っていうのが気になりました。2カ条というところはあるかもしれませんが基本ニ教の表、裏と言います！面白いので頑張って投稿して下さい！！ (2019年2月22日 16時) (
レス) id: 992a2d29b1 (このIDを非表示/違反報告)
黒玄@学生(プロフ) - 無音さん» 女の人が優しいことを祈りましょう…！これからも応援してます！ (2019年1月25日 7時) (レス) id: ae6add9199 (このIDを非表示/違反報告)
無音(プロフ) - 黒玄@学生さん» ありがとうございます！訂正行ってきます！！真壁くんの女に怒られてしまいますね！ (2019年1月25日 7時) (レス) id: 48c7dd2dbf (このIDを非表示/違反報告)
黒玄@学生(プロフ) - 無音さん» 私が気づいた限りだと、9、12、17話です (2019年1月25日 7時) (レス) id: ae6add9199 (このIDを非表示/違反報告)
無音(プロフ) - 黒玄@学生さん» 本当ですか!?推しの名前を間違えるなんてファン失格…何話に真鍋くんがいるのか教えていただけると幸いです！！ (2019年1月25日 7時) (レス) id: 48c7dd2dbf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：無音
| 作成日時：2019年1月14日 3時
