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学校もバイトもおわると
22時をまわってて
電車の窓にうつる疲れた表情の自分を
ボーッと眺める
車掌さんが次に止まる駅の名前を言うと
一気に眠気は覚めて
乗り換えに使う大きな駅内を歩く
これから帰ってごはんサッと食べて
お風呂入って髪乾かしてマッサージして····
考えただけでもめんどくさい
「＿＿はぁ、」
そう大きな溜息をついてると
「おーーーい」
名前を呼ばれた気がしたけど見渡しても誰もいない
それでもまだ私を呼ぶ声がして
ああ、疲れ過ぎてついに幻聴？
とか思いながら上ら辺をみると
2階の休憩所になってるテラスの柵に
腕を置きながらこちらを眺めてる�盒恭た佑�いて
よ！って片手を軽く上げて
私の居る方へ降りてきた
制服の上にブランドものの黒のパーカーに
高そうなキャップを被ってて
見てるだけで眩しい
「ひさしぶりぃ！」
「バイト帰り？」
「うん、そうだよ」
「そっちは何やってんの？」
「さっきまで友達とカラオケ行ってて」
「で、今から紫耀ん家泊まるの！」
「あ、一緒に泊まる？笑」
「ばか」
「なんちゃって笑」
平野先輩と待ち合わせしてるって聞いて
早く帰ろうと思った時にはもう遅くて
「＿＿＿？」
私の名前を呼ぶ平野先輩の声
「やっと来たー」
「もー、紫耀おそい！！」
「ごめんごめん海人」
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「海人、ちょっと2人で話したいことあるんやけど１回席はずしてくれへん？」
そう先輩は言うと�盒恭た佑呂修両譴�ら離れて
２人きりの世界になる
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「ごめん、俺、最初は好きやった」
「せやから海人にline聞いて通話できるようになって幸せだった」
「けどいつからか別の子目で追うようになってて」
「あんだけアピールしてたのに無神経なこと言って傷つけてほんまにごめん」
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「＿＿＿私、先輩はバカだから」
「私が何で怒っちゃったかも先輩は気付いてくれないと思ってた」
「だいすきだったよ」
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"幸せになってね"
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作者名：チャンキー | 作成日時：2019年3月9日 1時
