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平野先輩があの子のことを気になり始めてる
そう分かってたからあの子の名前を
先輩が言ってた茶髪ボブの子、
柚木Aって名前を
そんなこと当たり前のように
言いたくなくて
ずっと黙ってた
なのに夜の通話で
「あ、そういえばなあ、茶髪ボブの子分かって
ん!」
「海人に聞いたらAちゃんって名前らしくてな!」
「これで廉にも教えられるわ!」
あたしの気持ちなんかお構いなしで
どんどん話をすすめてく
でも次の瞬間
「_でもな」
「____彼氏、居るらしいねん」
「_しかも、3つ上笑」
最初は耳を疑ったけど
先輩の言ってたことはホントで
やっぱ気持ちはあの子に向いてたんたんだ
っていうガッカリ感と
あの子には彼氏がいるから
平野先輩は必然的に諦めなきゃいけない嬉しさと
もしもあの子と先輩が付き合ったら
あたしは先輩にとって都合のいい存在で
ただの踏み台だったんだ
っていう行き場のない想いが
あたしをいっぱいにして
「あたし、先輩のことよくわからない」
プツッ
そう言って通話終了ボタンを押して
眠りについた
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ここまで覗いてくださってありがとうございます!
お気に入り、お気に入り作者、評価もほんとにありがとうございます
もしよかったら1番右のお星様を押してもらえるとすごい嬉しいです^^
ゴチャゴチャしたお話で申し訳ないですが
これからも見てください
お願いします!
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作者名:チャンキー | 作成日時:2019年3月9日 1時