CS纏め用＿貳

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【性格】
入隊後まだ間もないため、見事に無表情・無口・無感情の三拍子が人格を侵している。元々饒舌な方ではなかったが、流石に本人もそれに気付いており、焦りや恐怖を感じている。それで本来の自分になんとか戻ろうと喋ったり笑ったりしてみるが、どうもやり方を忘れてしまったようにぎこちない。なんだかんだ業務連絡と作り笑いばかり。

真面目で献身的。帰属意識がやたらと強く、自分の事よりも「国の為」や「組織の為」を理由に行動する。指示には忠実に従い自己犠牲も厭わない。目標はなんとしてでも成し遂げようとする真っ直ぐさ。わざとではないものの他人にもそれを求めがち。
基本的には「悪」を嫌い「善」であろうとするし、人の期待に応えよう応えようと努力する。自分に不利益があろうが人を助けようとするタイプ。

いらないものはそもそも買わない。ただ、一度手に入れた物にはかなり愛着を持つ様で、ボロけて使えなくなったら破片でも取っておく。

微妙に世間知らず。お作法や礼儀はちゃんとしている方だが、特に流行だの、あとは女性への対し方をよく知らない。

目上に対して自分の考えを口に出したり、意見したりすることはかなり少い。求められたら当たり障りなく答える程度。頭を使って色々考えることは好きだし、物を言うのが苦手、というのではなく、「目上には逆らうな」と躾けられてきた為。

幼少時から処罰や叱咤をかなり恐れるたちであり、それゆえ聞き分けがいい。
本人自体はそれなりに融通も利く方。だが、それが命令違反となるのが怖い。

自己犠牲も厭わないというか、「国に死ぬるは身の誉れ」位に言い聞かせられたものだから、結果その通りに思い込んでいる。いわゆる軍国主義教育で見事な右翼少年に。
そもそも親の操り人形として養殖された様な人間で、思想等は良いも悪いも全て両親から植え付けられたものそのまま。
それに疑問を感じ始めたのはついこの頃。学業に一段落付いてから個人的な思索の時間が増え、自分の人間としての存在感の無さに気付いて、果たしてこのままでいいのか、という不安感に苛まされている。

【好きな物／こと】
読書、両親、考える事、運動、善い事、国、
キャベツ、甘味、炭酸水、
人の書いたメモ(字が汚い程好き)、

【嫌いな物／こと】
自分の容姿、犬死、嘘、占い、悪い事、失敗、破廉恥なもの(無耐性)、
処罰や叱咤(単純な恐怖)、寒さ(冬に外へ立たされる事)、

【趣味／特技】
詩や文章の暗記(改造により記憶力も向上)
速記、手信号、モールス等
乱筆の解読
軍歌(やたら聞かされて育ったので詳しい)

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