目黒：喘息（ツナマヨさんリク） ページ3
深澤side
翔「おい、目黒！お前いい加減にしろよ」
テレビ局の会議室に皆揃っているけど、
まあ修羅場。
翔太が目黒に怒り心頭で、そんな翔太に叱られてるめめもめめで冷やかな態度だし。
蓮「言わなかったのは俺も悪いと思ってるけど、別に隠し事してたわけじゃないんだからさ」
翔「こんな大事なこと、言わなかったら隠してることと変わりねえだろうが」
翔太の左手には、ペラペラの紙が一枚握ってあって、
そのことで今絶賛お叱り中。
舘「ちょっと、二人とも落ち着いて。
これじゃ、何の話し合いにもならないでしょ？」
痺れを切らした舘さんが割って間に入った。
蓮「ごめん、．．．俺、頭冷やしてくるわ」
康「めめっ、」
蓮「ごめん、康二。
今は一人にさせて」
部屋から出ていこうと扉の方に歩いていくのを康二がめめの手首を持ったんだけど、
するりと抜けて出て行っちゃった。
佐「翔太も、心配なのはわかるけどさ、さっきの言い方は良くないよ」
翔「．．．ごめん」
冷静になれば意外と普通に話し合いができるのに。
でも、今の翔太の気持ちはここにいるメンバー全員が同じ気持ち。
この紙切れ一枚なんだけど、俺らからしたらこの一枚にどれほどの衝撃とショックを受けたか。
紙の上には『診療明細書』って書いてあって、
その下に、
『気管支喘息』って記載されてた。
ラ「でも、喘息なんて、．．．なんで言ってくれなかったんだろ」
めめが喘息持ちだなんて、今日の今まで誰ひとり気付きもしないどころか疑いもしなかった。
見つかったのもたまたまの偶然。
めめの鞄が落ちてそこから紙がひらりと落ちてきたから、
それを翔太が拾った時に見えてしまったことなだけ。
それがなかったら、だれも気づきもしなかった。
「とりあえず、めめが帰ってきたらちゃんと話し合おう。
翔太も、ちゃんと冷静にね」
翔「分かってる」
ひとまずは落ち着こうと思って、めめが帰ってくるまでは、
俺らもとりあえず待って置こうって思ったんだけど、
めめが出て行って、20分もしないうちに、
ノックもしないで扉が開いて、
マ「はぁはぁ、．．．目黒さんがっ！
誰か分からない人に、連れ去られました。誘拐です」
マネージャーが血相を変えて来たもんだから、
皆固まってしまった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1368人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わたたい(プロフ) - shin_chanさん» リクエストありがとうございました (11月27日 9時) (
レス) id: 3329e76cdf (このIDを非表示/違反報告)
shin_chan(プロフ) - ウナさん» それと、最近作者が忙しい為、返信が少し遅くなる恐れがありますことを先立って、ご了承ください。 (11月1日 0時) (レス) id: 91dd24cbea (このIDを非表示/違反報告)
shin_chan(プロフ) - ウナさん» ご報告ありがとうございます。作者自身、このサイトしか使用・閲覧しておらず、他作者の方の作品もほぼ見ていない為、身に覚えがないんです。こちらでは使用文字に制限がある為、僭越ですが作者プロフィールコメント欄で詳しいお話をお伺いしてもよろしいでしょうか。 (11月1日 0時) (レス) id: 91dd24cbea (このIDを非表示/違反報告)
ウナ(プロフ) - はじめまして！他サイトで人物を変えたものの、内容と文章が全く同じものを見かけました。shin_chan様のアカウントでしたら申し訳ないです。他サイトで同じ内容を書いたことはございますでしょうか? (10月31日 3時) (レス) id: c8f67a512b (このIDを非表示/違反報告)
shin_chan(プロフ) - リクエスト応募締切ました。皆様の応募ありがとうございました！ (10月23日 11時) (レス) id: 91dd24cbea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：shin_chan
| 作成日時：2023年10月20日 0時
