あの夏の日 (ページ26)

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和said ページ26

みんなの動きに合わせて一緒に立ち上がって挨拶をする。

立ち上がったらあのふわーっと意識が遠のく感じに襲われた。

倒れるのはまずいと勢いよくしゃがみこむ。

潤「っちょ大丈夫か？」

慌てた潤くんの声が聞こえて肩を支えてくれる。

でも眩暈がひどくて目をつむったまま動けない。

すぐに他のメンバーも気づいくれたみたいで心配する声が聞こえる。

もうセットチェンジも始まっているみたいでセットの動く大きな音も聞こえる。

早くここをどけないと邪魔になっちゃう。

けどごめん、今立ったら倒れそう…。

翔「熱上がってるよね。」

雅「早く楽屋連れてってあげよ。」

智「そうだね。」

潤「ニノちょっとごめん。」

そう潤くんの声が聞こえると体がゆっくりと浮く。

浮遊感が怖くてとっさに服をつかむ。

だんだんと周りが静かになってきて楽屋の方に来たんだって感覚でわかる。

潤「ニノ、楽屋着いたよ。」

翔「よくがんばったよ。全然具合悪いように見えなかった。」

潤くんはゆっくりソファーに下ろしてくれた。