あの夏の日 (ページ2)

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和said ページ2

武「おはよう。」

「おはよ。」

武「またひどい寝ぐせだね。」

「ほんと？鏡見てないからな。」

なんてマネージャーの武田さんと軽く会話を交わし車に乗りこむ。

武田さんも寝てないはずなのにすごいなー。

助手席に乗ってぼんやりと外を見る。

車内は武田さんの眠気防止に爆音で音楽なっているのに気づいたら眠っていたみたい。

武「…宮くん、二宮くん。」

武「おはよう、疲れている？]

「いや、大丈夫だよ。」

心配性な武さんにそれ以上心配ないようにすぐに立ち上がる。

武「おっと！ちょっと本当に大丈夫？」

「大丈夫だよ、寝ぼけてただけ。」

急に立ち上がったら眩暈がしたなんて口が裂けても言えなくて笑ってごまかす。

鞄を持ってさっきより慎重に歩き出す。俺だいぶ疲れてるんだな。

今日は僕らの展覧会についての囲み取材がある。展覧会をやらせてもらえるなんて本当にありがたいことだよね。

午前中はその会場で打ち合わせがある予定。踊るわけじゃないから問題ないでしょと現場入りした。

「おはようございます。」

ス「おはようございます、楽屋こちらです。」

楽屋にはまだ誰も来てなくて、適当にソファーに座った。

誰か来たらドアの音で起きれるだろうと鞄を抱いてソファーに体重を預けた。