怪盗団再来 ページ6
世「ついたよ〜。」
「わぁ…！」
アリアさんの魔法陣でクラブ前まで一瞬で移動。
目を開けると見たこともない世界が広がっていた。
夜なのに昼以上に明るく光るネオン、至る所から流れる音楽、、全てが新しかった。
目の前にそびえ立つクラブも思わず目を細めてしまうくらい眩しかった。
今日は主催者の富豪もいるからか、いつもより沢山の人がいるらしく人がごった返していた。
重低音が響くクラブの中に入ってそれぞれの担当の位置につく。
テクウさんとイタルくんは主催者にお話しをして宝石の近くについていた。
私はアリアさんと一緒に指定された入り口近くの場所につく。
ディルさんとケインくんコンビは大会の場所の近くに、ハジメさんとカグラくんとカラスくんは周りが見渡せる上の階にいる。
…にしても本当に色んな人がいるなぁ。
前にいるカップルなのか男女の2人組は対になったタトゥーを腕にびっしりいれている人もいるし、
この中だと私がウブに見えるのかニヤニヤしながらチラチラ見てくる大きい男の人もいる。
すると一回その人と目が合ってこっちに近づいてきた。
男「お嬢ちゃんここにいると危な…
颯「すみません。」
男「なんだ坊ちゃん？ただ俺はこのお嬢ちゃんが危ないから外に案内しようと…っ！」
颯「それは結構です。この子は私の連れですのでご心配しなく。私がキチンと、エスコートしますので。」
アリアさんが話す言葉はいつもの何倍も冷たかった。しかも表情も動かずにただ淡々と話して男の腕をギュウッと締め付けるように握っていた。
男「チッ、青くさいガキが…。」
顔が真っ青になった男はアリアさんが手を離した後逃げるように消えていった。
「ありがとうございます…。」
颯「はぁ…こうなるからアンジュを連れて行きたくなかったのに。テクウさんは〜」
「なんかごめんなさい…。」
颯「いや、別にアンジュが悪い訳じゃないですよ。ただアンジュがこうして狙われるだろうからこの仕事は避けたい、ってテクウさんに行ったんですけど、何故か却下されて。現にこうして狙われてるのに。」
はぁとため息をつきながら髪の毛をクルクル弄っている。
それをぼーっと見てると髪の毛を触ってないもう片方の手が私の手を掴んだ。
颯「さっきみたいに危ない人もいるので、僕から離れないで下さいね。」
そういって笑ったアリアさんの顔は今まで以上に暖かくて甘くて、胸が熱くなった。
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みお(プロフ) - めちゃめちゃ面白くて一気読みしてしまいました！更新楽しみに待ってます！ (2023年7月11日 22時) (
レス) @page24 id: aa75cfde69 (このIDを非表示/違反報告)
ココア(プロフ) - バリカンさん» めちゃくちゃ嬉しいです！こちらこそありがとうございます！！亀より遅い更新で申し訳ないのですがこれからも見て頂けると嬉しいです！ (2021年7月22日 20時) (レス) id: c818120593 (このIDを非表示/違反報告)
バリカン - 初コメ失礼します！JrEXILE大好きなので、この小説を見つけれてとても嬉しいです!ありがとうございます!!更新頑張ってください! (2021年7月20日 16時) (レス) id: 17e12fecdb (このIDを非表示/違反報告)
ココア(プロフ) - 花恋さん» わーー！そう言って頂けてめちゃくちゃ嬉しいです！！最後に書いたように癖詰め込んだので引かれないか心配だったので安心しました笑 (2021年7月12日 17時) (レス) id: c818120593 (このIDを非表示/違反報告)
花恋(プロフ) - 最新話のディルさんどストライクです。ごちそうさまです。ありがとうございます！ (2021年7月12日 16時) (レス) id: e938aee02d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ココア | 作成日時：2021年7月1日 23時
