キニナル悪魔 ページ4
sha「断ろう!!」
「……何を?」
急にどうしたんやこいつは……。
「は!?お前昨日の今日でもう忘れたんか!」
「あー……(そんな事もあったな)……じゃあシャオロン
ついでに僕の分も断ってきて♥️」
sha「……ア?なんでやねんお前も来いや」
「いや〜今日はこの後ケイシーちゃんと予定が……」
sha「また女か!ええ加減にせえよお前!!」
「うっさいわ!僕には48人ものガールフレンドがおるんやぞ___お前と違って忙しいの!!」
sha「(クズ)」
「じゃそーいうワケでよろしく♥️」
まあ嘘ついとる訳ちゃうから……な?
「ねぇねぇ聞いたあの噂……」
「何だっけ?……あーアメリ会長と並んでも可笑しくない、超絶美少女の噂?」
「…ピクッ」
「私会ったのよ、その噂の悪魔と…」
「性格とかどうだった?」
「それが滅茶滅茶優しいのよ!!…もう言葉に表せない程ヤバい!!」
「あ、後ね、悪周期になると…カッコよくなるらしい…!!」
「…!!あ、あれ、噂の…!!やばっ」
「初めて知ったぞ…その噂!!これは話し掛けるに越したことはないッ!!!」
「すいません、そこのお嬢さん。良かったら僕とお茶どうです?」
『ん〜…ん?あ、君もしかしてウツくん?』
「え?」
『シャオちゃんからいつも話聞くからさァ!!それで「もし、ナンパしてきたヤツおったら…多分大先生かも。」…て言ってたの思い出して……で、君ウツくんであってる?』
「あっはい…そうです。」
『そっか良かった___!!…あ、私、フロンティア・Aって言うの、宜しくね!!』
「宜しく……?」
『魔イン交換しない?記念に!!』
「分かりました…?」
『…ありがと〜!!』
『じゃまた会えたら会おうね〜!!シャオちゃんにも宜しく言っといてね〜ッ!!!』
思わぬ収穫を得た、屑な悪魔…レイラー・ウツであった。
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作者名:ここあ | 作成日時:2023年2月18日 12時