ユノと私 13 (ページ8)

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私は目が覚めた。

慌てて時計を見ようとするが体が動かない。

あっ…
そうか。
昨日ユンホさんが遅くにきて
そのまま……

ゆっくり静かにユンホさんから体を離して時計をみる。

6時前。
今日は土曜日だった。
良かった休みで。

でもユンホさんはどうなんだろう？

急いでシャワーを浴びてから簡単な朝食を作った。

ユンホさんはまだ眠っている。
奥二重のラインが可愛い。

肌が荒れてる。
忙しいんだろなぁ。

昨日も疲れてるのに私の所にきてくれて。

心配をかけないようにしないといけない。

「ユンホさんユンホさん。仕事大丈夫ですか？」

Y「うーん……今何時？」

「6時半過ぎてます。今日は何時からですか？」

Y「えっと今日は……何時だっけ？」

「大丈夫ですか？」

Y「マネジャーに聞いてみる。」

ユンホさんはマネジャーさんに電話して時間を確認した。

「何時ですか？」

Y「10時からだって………Aちゃん？」

「なんですか？10時だったらここを9時前に出れば間に合います？」

Y「う…ん。Aちゃん？……イチャイチャしたい……ダメ？」

「ダメじゃないけど…………それよりシャワーをして食事が先ですよ。」

なかなかベッドから起き上がろうとしないユンホさん。

どうするか？

「ユンホさん……早くしないと時間が過ぎていきますよ。」

Y「だって……………」

「…………甘えん坊の時間もなくなりますよ。」

そう言ってユンホさんのほっぺにキスをして離れた。

その後ユンホさんは飛び起きてカラスの行水の様にシャワーを浴び急いで食事をして……

今私の膝に頭を乗せて子犬の様な目で私を見上げている。

それはそれでいいけど……

ユンホさんの下着やら靴下やらを洗濯乾燥しているので……

ユンホさんはバスローブのみで……

こうやって横になっていると……
はっきり分かるわけで……
下半身の膨らみが……
どうしても視界に入ってしまい……

Y「Aちゃん早く早く……甘えん坊…」

「仕方ないですね……」

私はユンホさんを見ながら頭や髪の毛やほっぺをなでていたら

Y「Aちゃん！違ーーーう！」

「えっ？何が？」

Y「ほら……なんだっけ？……難しい日本語は忘れた。なんだっけ？しばらくしてないから……」

「何？」

Y「ほら……赤ちゃんがするやつ？」

「？？？あっ！授乳ですか？」

Y「そうそう！早く！早く！」

私は仕方なくクッションを挟み授乳の体制をとった。