3 Y ページ3
「チャンミン達 もう帰らない？ 食事も終わったでしょ？ 」
CM「あゝ……チェッ！ じゃあ帰ろうかな……Aはどうするの？」
A「私も帰ろうかな？」
CM「じゃあ 一緒に帰ろう。マネが送ってくれるから。」
「ちょっと！ チャンミンもAも何言ってる！ なんでA帰るの！」
A「えっ……だって……私は明日 仕事ですし。」
「仕事なの？…………休んでよ？」
A「ユンホさん……そんなことで休めませんよ。」
CM「ヒョン……そんな子どもみたいなこと。帰りましょ！」
「Aちゃ〜〜〜ん…………」
し し しまった！！！
チャンミンとマネが俺を見てる。
CM・マネ「Aちゃ〜〜〜ん？！！！ はあ？」
チャンミンとマネがお互い目を合わせてから 2人とも口をあんぐりさせて俺を見ている。
ヤバい。
「違う！ 違う！ A！ 話もあるから。」
ごまかせたか？
どうだろう？
かなり苦しいか？
A「………………あっ そうでした。チャンミンさん 先に帰ってください。」
Aだけが気づいてない。
ワインのせいか？
もしくわ 慣れてしまってるのか？
俺のカリスマリーダーとしての威厳はたもたれるのか？
CM「ヒョン……その話は今日じゃないとダメですか？ Aちゃ〜〜〜んだってワイン飲んでるし……」
チャンミンめ……
真似をしてるし。
全然 ごましきれてない！
オマケに 正当なこと言ってくるな。
……仕方ないかな。
「どうしても今日じゃなきゃってわけじゃないけど…………」
A「……ユンホさん……次でも…いいですか？」
皆んなの手前 ダメって言えないじゃん。
ここは余裕ある男じゃなきゃ。
「……今日じゃなくてもいいよ。じゃあ マネとチャンミンに送ってもらって。」
CM「ヒョンもああ言ってるから……Aちゃ〜〜〜ん 帰ろう。」
チャンミンの奴め！
マネは失笑してるし。
Aはチャンミン達と帰っていった。
俺が寂しそうにしてたからか Aは俺の方を時々見ながら。
あーぁ……
せっかく会えたのに。
余裕のある男を演じるのも大変だ。
その夜はAを思って ティッシュをばらまいた。
翌朝 マネが早くに迎えにきた。
車で
Aさんはかわいい
Aさんの料理は美味しい
Aさんは性格もいい
って うるさい。
でも……
なんだか 気になることを言ってた。
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年5月3日 15時
