179 CM ページ29
Aは自分の胸に置かれてる 俺の手を離した。
A「おかしいなぁ？……ウォラ？ どうしたの？ お腹空いたのかな？」
Aはウォルを抱いてミルクを作りに行った。
俺も心配になってリビングに行き ソファーに座ってるAの隣に座った。
ウォルはあまりミルクを飲んでない。
「かしてみな…………ウォラ……お父さんが抱っこしてあげるよ。どうしたのかな？………………なんか 熱くないか？」
A「えっ？……熱を測ってみる。」
Aは急いで体温計を持ってきて 熱を測ると
39℃はある。
A「どうしたのかな？ 風邪もひいてないし……」
「とにかく病院に行こう。」
俺とAは急いで出かける準備をして 小児科のある救急病院へ行った。
ウォルは突発性発疹の疑いだった。
解熱剤の処方を受けた。
家に帰ってきて 眠ったウォルをベッドに寝かせた。
リビングに行くと
Aが朝食を作っていた。
食事を食べ終えてソファーにいたら
Aが俺の近くにきて
A「ありがとう。私1人だったら慌てて…きっとパニックになってた。いてくれてありがとう。」
「ありがとうって…………他人じゃないんだから。俺達はウォルの親なんだぜ。」
A「うん……そうなんだけど…………あなた 芸能人だし……騒ぎになるのは嫌だと思うし。」
俺達は結婚もしてるし夫婦なのに
Aは騒ぎになると俺が困るだろうと思っていることに驚いた。
「………………なんで そう思うんだ？ 俺とお前は結婚してるし ウォルもいて家族だろ？」
A「…………………………私達って…………仮だから……」
「………………仮って……」
Aはウォルを妊娠した時に婚姻届を出す 出さないの話の時の俺の言ったこと覚えてるんだ。
A「私 今日は焦っちゃったけど……これからは落ち着いて行動できるようにする。……昨日も遅く帰ってきたのにごめん。これからは1人でできるようにするから。」
「俺だってウォルの親なんだ。ウォルに何かあれば心配になる。それに……俺を頼ろうとしない態度にもイラつく。俺の存在って……そんなもんか？」
A「迷惑かけちゃいけないって思ってるし……自分のことは自分でしないと。ウォルのことも私がちゃんとしないとって……。」
…………
迷惑かけちゃいけないって……
頼ろうとしない態度。
それに 前のことをだしてくる。
案外…根に持つタイプかも…………
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年8月12日 0時
