98 HC ページ48
「俺は お前を中学生の頃から知ってる。努力したってのも知ってる。ただの顔がいいだけじゃなくて 根性もあるって知ってる。」
CM「………………」
「だから お前が嫁に酷いこと言ってたなんて考えられなかったんだ。」
CM「…………………」
「嫁は言いたくなかったんだ。……でも 俺の性格知ってんだろ？ 聞かなきゃ気がすまないんだ。……俺が無理に聞いたんだ。」
CM「……………………」
「結婚後もジヒョンと付き合ってたなんて知らなかったし……嫁が俺をチェックしてさ……その時にお前の前の彼女は？とか……私は彼のタイプか？とか聞いてきたんだ。」
CM「えっ……言ったんですか？」
「ああ……ジヒョンは俺がお前に紹介したし もろタイプだった。結婚すると思ってたって言った。私は彼のタイプか？って聞かれたときに……全然タイプじゃない。って言ってしまったんだ。」
CM「……………………そうですから……別に……いいです。Aも それは気づいてたと思うし……」
チャミナが落ち込んでしまった……
でも……事実を言わないと……
お前が考えを変えないと……自分の気持ちに気づかないと どうにもなんないんだ。
「でもさ……結婚したんだから……夫婦の感情ってあるだろうと思ったら………家族団欒はない。仮面夫婦でいいって言われたって。」
CM「………………そうです。俺はAとの結婚を選んだけど……2〜3年してから別れればいいと思ったから 俺の生活スタンスは変えなかった。それに経済は別にしてたし……Aの結婚家具とか持ってこさせなかった。寝室は別だし……体の関係なんかなかったし……1回だけ 酔っ払って抱いたらしい。全然覚えてない。」
「…………………」
CM「Aが婚姻届をだしてほしいって言ったけど……その理由が子どものことだったから……お前との子どもはいらないって言った。ジヒョンと別れたのはAのせいだって…恨んでたから。」
「お前……病人じゃなきゃ……殴ってるぞ！」
CM「でも……ウォルが産まれたから……責任は感じてる。大切にしないとって思ってる。」
「その気持ちはウォルだけか？ 嫁にはないのか？」
CM「………………Aにも責任は感じてる。」
「責任だけしかないのか？」
CM「………………ウォルの母親ですから」
「嫁が言ってたぞ。あの人にとって私は ウォルの母親で それ以外はお手伝いさんです。って……」
CM「…………………」
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年7月11日 2時
