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一瞬で周囲の空気が動いた。
ぐわんと視界が揺れたと思ったその1秒後に激しく金属がぶつかり合う音がし、私は地面に転がっていた。
そっと目線だけ上にあげて様子を伺うと、カカシ先生は私を跨ぎ足の間に匿いながら私の頭をぐっと抑えている。さらに上に目を向けると私の頭を抑えてない方の手は鈍く輝く刀を止めていた。刀の主は狗面と兎面の暗部。その向こう側にはテンゾウさんに取り押さえられている酉面の暗部。
｢随分物騒なものを向けてくれるじゃない。ここで俺と手合わせでもしようっての？｣
｢退いてくださいカカシさん...我々はその子を殺すつもりはありません。拘束して尋問するだけです｣
｢尋問なんかしなくてもこの子は喋るよ。そのためにここに来たんだから。...A、そのままで話を続けてくれ｣
『推しの股下に合法で入れる世界線ここにあられり...！！私実は前前前世くらいで世界救ったかもしれんなコレ、ｱｯﾔﾊﾞｲ右見ても左見ても御御足が拝める...海底2万マイルならぬ股下2万マイル...カカシさんここの家賃いくらですか？』
｢やっぱ今のナシ、俺の身の方が危険だったから今すぐこの刀退けて｣
飛びかからんとしていた暗部さんたちは微妙な顔で顔を見合わせて体の力を抜く。
それと同時にカカシ先生が私の首根っこを掴んで持ち上げた。
『えーんあと5年くらいそのままで良かったのに...』
｢次から庇うのやめていい？｣
『股下もう拝めないってことですか？？？』
｢ねぇ《狗》、やっぱコイツ連れてってちょっと痛い目『嘘ですごめんなさいマジメにやります』よろしい｣
三代目は笑うのを誤魔化すようにごほんと咳払いをした。いや笑われてて草。
｢狗、卯、酉は刀を納めなさい。Aは“全てを識る者”である前に我が里の下忍じゃ、後輩を虐めるでない｣
その一声でハッとしたように暗部さんたちが刀を鞘に戻して3代目に向き直る。だがすぐに酉面の暗部がもどかしげに火影様に詰め寄った。
｢お言葉ですが火影様、この子が今もたらした情報は里の未来を左右しかねないことです！今すぐ詳細を聞き出して対策をせねば...！｣
｢そう焦るでない。...A、驚かせてすまんの。さっきの話の続きを聞かせてくれるか｣
『はい是非に！...と言いたいとこなんですが、残念ながら私に話せることはこれ以上ありません』
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明里香(プロフ) - 10話、怒るじゃなくて、起こるです。 (3月15日 23時) (携帯から) (
レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
漫画派 - す、す、好き！！！！！！好きです！！！書き方とか戦うところの表現とかとにかく上手で一気見しました！！！！今後の展開楽しみです！！更新を正座待機してます。頑張って下さい！！！ (2022年1月27日 11時) (レス) id: 2c2ebd119b (このIDを非表示/違反報告)
腐腐腐 - え、最高www更新頑張ってください！ (2022年1月27日 0時) (レス) @page50 id: c7cac8184e (このIDを非表示/違反報告)
緋翠風香(プロフ) - すっっっごく好きです！！！夢主ちゃんの性格も内容も大好きです！！(語彙力)1番好きなお話はカカシ先生の股下の回でした...。更新待ってます！ (2021年12月18日 19時) (レス) @page34 id: 19c3c06a9d (このIDを非表示/違反報告)
マリイ(七海建人の嫁) - BORUTOのジゲン(イッシキ)の小説見たいです 他の人には原作通りだけど夢主には甘いイッシキ見たい (2021年11月29日 22時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宙
| 作成日時：2021年10月6日 9時
