06 ページ6
出番の30分前になり、控え室に移動
HM「ジョングク君たちの番は私達の次らしいね」
「らしいね」
HM「あ、そっか毎日送ってもらってるもんね〜知ってるよねこれくらい〜」
からかうような口調のヘミ
ヘミには、あいつがいつも改札の前で待っている事は話していた
HM「ま、とりあえずダンスに集中しなきゃね！」
RI「行こっか！」
3人で円陣を組み、気合を入れてステージに向かう
音楽が流れ始め、私達は予想より大きな歓声に包まれて踊り切った
ステージを降りる時、あいつとすれ違う
JK「俺だけ見てて」
耳元でそう呟いて通り過ぎて行く
HM「よーし観客席行くぞー！」
ヘミに引っ張られる形で観客席へ
私が座ると同時に彼らが踊り始めた
いつの間にか私は、3人から目を離せなくなっていた
いや、違う
チョンジョングクに目を奪われてるんだ
HM「クオリティ高かったね…」
ヘミの言葉で、現実に戻された
ぼーっとしていて、終わったことにも気づいていなかった
JK「なんだよ、最前列で見てんじゃん」
汗を拭きながらこちらに歩いて来る
「ヘミに連れて来られただけ」
JK「俺のことずっと見てたくせに？」
「わ、私はあの先輩の事を…」
嘘ついてるのバレバレだなこれ
TH「えー！仕方ないなあ、カトク交換してあげても…」
「いえ、もう1人の先輩です」
JM「ぼ、僕？」
「ジミン先輩、ですよね」
他の2人とは違ってこの人は優しそう
TH「素直じゃないんだから〜」
テヒョン先輩は私の腰に手を回し歩き始めた
JK「ヒョン、どういうつもりですか」
TH「一緒に控え室に行こうと思って」
JK「腰に手を回す必要あるんですか」
TH「見ての通り固まっちゃってるからさ、連れて行きやすいかなーって」
そう、文字通り固まっている
男慣れしていない私にこれはなかなか…
「あ、あの、手…」
JK「何戸惑ってんの、ムカつく」
テヒョン先輩から私を離し、手を引かれて歩く
歩くのが早くて、ついて行くので精一杯
やっと手を離されたと思うと、南棟の裏に居た
文化祭は北棟で行われていて、こっちには基本誰も来ない
「何なの？クラスの係があるんだけど」
何とか平静を装う
JK「ヒョンに密着されてそんなに嬉しいかよ」
「あんたにされるよりはね」
JK「お前さ、俺の事馬鹿にしてんの？」
ジリジリと迫って来て、壁に追いやられる
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 707人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
するめ(プロフ) - リンゴ飴さん» 今後気をつけます^ ^ (2017年5月5日 19時) (
レス) id: dd2781c9c0 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ飴(プロフ) - するめさん» いえいえ、大丈夫ですよ。下手な説明を理解してくださってありがとうございます (2017年5月5日 15時) (レス) id: 4578f14291 (このIDを非表示/違反報告)
するめ(プロフ) - リンゴ飴さん» 詳しくありがとうございます！無知で不快な思いをさせてしまってすみません。 (2017年5月5日 15時) (レス) id: dd2781c9c0 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ飴(プロフ) - 簡単に言えばアニメやアーティストなどの夢小説を作る時はオリジナルフラグを外す。完璧に自分で考えたものならオリジナルフラグは付ける。です (2017年5月5日 14時) (レス) id: 4578f14291 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ飴(プロフ) - するめさん» オリジナルフラグというのはオリジナル作品にだけ付けるものです。アニメや俳優、アーティストなどは実在する人物なのでオリジナルフラグは外さなければいけません。 (2017年5月5日 14時) (レス) id: 4578f14291 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：するめ | 作成日時：2017年4月1日 4時
