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気づけば、海沿いの散歩道に来ていた
グクと映画を見て、カフェで食事をした後に来た場所
適当な所でベンチに座る
グクは今頃、私がここに居るなんて考えてもいないだろうな
携帯にはグクからの着信が溜まっていく
画面を眺めていると、さっきまでとは違う名前が表示された
「…はい」
JM「Aちゃん、今どこにいる？」
「グクから聞いたんですか？」
JM「そうだよ、でもグクに居場所は言わない」
「そんなの分からないじゃないですか」
JM「僕がAちゃんに嘘つくわけないよ」
「聞いて、どうするんですか？」
JM「今から行く」
「そんなの悪いです」
JM「Aちゃん1人じゃ危ないから」
「今すぐ帰りますから、大丈夫です」
JM「でも1人で帰るんでしょ？」
何を言っても引かないので、家の最寄りまで迎えに来てもらうことにした
改札を通って先輩の顔を見た瞬間、何故か涙が溢れて止まらなくなった
初めは焦った先輩も、すぐに私を駅から連れ出し、背中をさすってくれた
私が泣き止んでも、先輩は何も聞こうとはしない
JM「帰ろうか」
家までの道のりでも、先輩はグクについて触れずにいてくれる
いつもより先輩の背中が大きく感じた
家に着くと、先輩が私と向き合う形に体の向きを変える
グクとのことを何と説明していいか分からないけど、言うべきなのかな
JM「Aちゃん」
しばらくの沈黙の後、先輩が口を開く
JM「おやすみ、また明日ね」
柔らかな笑顔でそれだけ言って帰って行く先輩を、ただ見ていることしか出来なかった
先輩の姿が見えなくなると、自分の部屋に駆け上がった
先輩にお礼のメッセージを送り、天井を見つめる
そういえば先輩からの着信の後、グクからは何も送られてきていない
当たり前か、あんなひどいこと言っちゃったんだし
だけど、グクが急かすようなことを言わなければこうはならなかった
ユンギさんの事故の話を聞いた後のことを、もう少し考えてくれていれば
こんな、後味の悪い結果にはならなかったんだよ
考えていると、また涙が出そうになる
お風呂に入って気分を変えようと、階段を降りる
SJ「あ、おかえり〜」
「オッパもおかえりなさい」
SJ「晩ご飯どうする？」
いらない、とだけ答えて脱衣所に向かう
オッパもヘミも私に何かを隠している様子だけど、一体何？
もう、誰を信じていいのか分からないよ
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するめ(プロフ) - リンゴ飴さん» 今後気をつけます^ ^ (2017年5月5日 19時) (
レス) id: dd2781c9c0 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ飴(プロフ) - するめさん» いえいえ、大丈夫ですよ。下手な説明を理解してくださってありがとうございます (2017年5月5日 15時) (レス) id: 4578f14291 (このIDを非表示/違反報告)
するめ(プロフ) - リンゴ飴さん» 詳しくありがとうございます！無知で不快な思いをさせてしまってすみません。 (2017年5月5日 15時) (レス) id: dd2781c9c0 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ飴(プロフ) - 簡単に言えばアニメやアーティストなどの夢小説を作る時はオリジナルフラグを外す。完璧に自分で考えたものならオリジナルフラグは付ける。です (2017年5月5日 14時) (レス) id: 4578f14291 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ飴(プロフ) - するめさん» オリジナルフラグというのはオリジナル作品にだけ付けるものです。アニメや俳優、アーティストなどは実在する人物なのでオリジナルフラグは外さなければいけません。 (2017年5月5日 14時) (レス) id: 4578f14291 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：するめ | 作成日時：2017年4月1日 4時
