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談話室の話をそれとなく逸らすと、グクはそれ以上何も言ってこなかった
いつも通りヘミから授業ノートを受け取り、学校の様子などを聞いた
皆が帰って静まり返る病室、いつまでも慣れないなぁ
4人と入れ替わるようにしてオッパが入って来る
SJ「調子どう？」
「大丈夫だよ」
SJ「あ、今日はお花持ってきたよ」
「オッパ…いつ退院できる？」
SJ「これから先生の所に行くから聞いてみるよ」
「そっか、いってらっしゃい」
適当に時間を潰していると、オッパが戻ってきた
「先生、なんて？」
SJ「明日もう一度検査をして、その結果を見て判断するって」
「何かあったらまだ長引くってこと？」
SJ「そうだね」
「そっか…」
SJ「明日はおとなしくしてるんだよ？」
「いつもおとなしいよ私」
SJ「どうだか。うちの妹は手がかかるからなぁ」
「何よ！もう寝る！」
SJ「うんうんそうしなさい。しっかり寝てね」
昔からオッパは私を寝かしつけるのが上手だ
いつまでも変わらないな
病院で何度目かの夜を越す
次の日もまた、自然と談話室に向かっていた
YG「Aじゃん」
「お、おはようございます」
YG「早速暇つぶしに使われんのか、俺」
「そういうつもりじゃなくて…！」
YG「冗談だよアホ」
初めて会った時には倒れたのが嘘のように、2度目からは何ともなかった
たくさん話をして慣れてきた頃に、思い切って気になっていた事を聞いてみる
「言いたくなかったらいいんですけど…その足、どうしたんですか？」
YG「事故で意識不明になって目覚めるかどうかも分かんなかったけど、まぁこの通り元気」
「な、何でそんなこと教えてくれるんですか」
YG「お前が聞いたんじゃねぇか」
「いやそうですけど…」
かなり大きな事故で、目が覚めたのは奇跡だと言われたらしい
だけど、おでこと左腕、左足に傷跡が大きく残ったと聞いた
YG「後さぁ、俺の記憶からすっかり消えた子がいるらしいわ」
「記憶？」
YG「彼女ではなかったらしいけど、よっぽど大事だったんだろうな」
「事故のショックで忘れたってことですか？」
YG「ああ。んで、その子との思い出の場所的なのがこっから見える遊園地」
ユンギさんの視線の先に目を向けると、私があの日見た観覧車が遠くに見えた
今度は頭痛と共に、観覧車に乗る私が途切れ途切れに脳裏を駆け巡り、その場に倒れ込んだ
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するめ(プロフ) - リンゴ飴さん» 今後気をつけます^ ^ (2017年5月5日 19時) (
レス) id: dd2781c9c0 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ飴(プロフ) - するめさん» いえいえ、大丈夫ですよ。下手な説明を理解してくださってありがとうございます (2017年5月5日 15時) (レス) id: 4578f14291 (このIDを非表示/違反報告)
するめ(プロフ) - リンゴ飴さん» 詳しくありがとうございます！無知で不快な思いをさせてしまってすみません。 (2017年5月5日 15時) (レス) id: dd2781c9c0 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ飴(プロフ) - 簡単に言えばアニメやアーティストなどの夢小説を作る時はオリジナルフラグを外す。完璧に自分で考えたものならオリジナルフラグは付ける。です (2017年5月5日 14時) (レス) id: 4578f14291 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ飴(プロフ) - するめさん» オリジナルフラグというのはオリジナル作品にだけ付けるものです。アニメや俳優、アーティストなどは実在する人物なのでオリジナルフラグは外さなければいけません。 (2017年5月5日 14時) (レス) id: 4578f14291 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：するめ | 作成日時：2017年4月1日 4時
