9 JJ ページ9
A「私は両親と休暇できました。」
「ぼっくは年末に除隊して……ちょっと休憩。」
A「…………………」
「……………………」
まずい。
会話が続かない。
前のように喋って 嫌われたくないし……
Aちゃんを見ると……
あっ……
「Aちゃん……それ……ひょっとしてパワーストーン？ ここにくる途中にあった専門店みたいなとこの？」
A「はい………両親に作ってあげようかと……」
「ぼっくもさっき買ったんだ。姉ちゃん達のお土産として。」
A「そうですか……きっと喜ばれると思います。綺麗だし 作る楽しみもありますから。」
「姉ちゃんへのお土産って言ったけど……ぼっくも作ろうかな……Aちゃんも続けなよ。」
Aちゃんは小さく頷いてから また作りだした。
Aちゃん……
前と違う……
前はピリピリしてるって言うか……
今は そんなことなく 優しい女の子だ。
こっちがきっと本来のAちゃんなんだろう。
2人で時々 言葉を交わしながら作った。
僕は実は自分とAちゃんのを作ったんだ。
Aちゃんのは もちろん ローズクオーツを多目に入れた。
だって……
ローズクオーツって
愛！ じゃん。
僕のはソーダーライトを中心にその他の石をAちゃんと同じにしたけど……
ちょっとかえてる。
だって……
ほぼ同じだと すぐバレるし。
つけてくれないし……
最悪 もらってくれないからさ。
Aちゃんもできたようだ。
「Aちゃんの両親って……どんな人？」
A「……私一人っ子なんです。そのせいか色々と気にかけてくれて……感謝しているんです。小さな頃は厳しかったんですけど……。」
「ぼっくは姉ちゃんが8人いるんだ。」
A「8人？！ すごい！ お姉さんばっかり？」
「そう。すごいでしょ？ で ぼっくが一番下だから いっつもパシリやらされててさ……兄弟が多いのも考えものだよ。でも 楽しいけどね。」
僕とAちゃんはたわいない話をした。
僕はユノのことが聞きたい……
ユノはAちゃんは嫁だって言った。
でも Aちゃんはユノは知り合いじゃないって言った。
今 ユノのことをまた聞いたら……
嫌われちゃうかな？
今はやめておこう。
「Aちゃん？ 手をだして。」
A「？ ？……」
Aちゃんは不思議そうに手をだした。
その手にさっき作ったパワーストーンのブレスレットをつけた。
Aちゃんは驚いていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 400人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ここ
| 作成日時：2018年2月11日 12時
