47 Y ページ47
俺は除隊をすぐに控えているが休みがあるため 光州に帰って お祖父さんを見舞った。
「お祖父さん……ユンホです。」
お祖父さんは横になっていた。
Y祖父「……ユンホか？……もう除隊したのか？」
「まだです。あと少しかかります。」
Y祖父「……そうか……」
「お祖父さん？ 病院に行ったんですか？」
Y祖父「………………」
「俺が一緒に行くから…………」
Y祖父「Aにあいたい。」
「もう少し待ってください。」
Y祖父「…………ひ孫は諦めたが……Aにも会えないとなると……あの世であいつと会うしかないか……」
「お祖父さん！ 」
お祖父さんさんはすっかり弱くなってしまって……
俺とAのことは諦めたって言うが 俺が諦めてないから。
俺はお祖父さんの家からAの実家に電話した。
Aはアメリカから日本に帰ってきて しばらくいたが 新しい仕事で また外国に行ったと……
連絡先や場所を教えてほしいと頼んだか 新しい仕事で 企業で働いているから そっとしておいてほしいと言われた。
お祖父さんはAに会えなくて調子を悪くしていることを話すと……
お見舞いにくるって。
それと俺には重要なことが……
「ハワイでジェジュンにあったんですよね？」
A父「えっ……あっ……そうだったかな？…………誰に聞いたんだね？」
「ジェジュンです。」
A父「偶然だよ。……Aと君とは私達が引き合わせる前から知り合ってたが………ジェジュン君とは偶然に3回も会ってるんだよ。しかも外国で……私は何か目に見えないものを感じたんだ。」
「何ですか？目に見えないものって？」
A父「……いや 何でもない。……私も君とジェジュン君との事は知っている。詳しくは知らないが。しかし かと言って偏見で見てはいけないから 食事をしたんだよ。」
「…………………」
A父「彼も好青年だった。Aも普通に友達に接する感じだったし……あっ そうそう みんなでパワーストーンのブレスレットをして写真を撮ったんだ。確か 彼はネットにあげてたよ。」
「…………お義父さん！ わかってますよね！ 僕の存在を！」
A父「まぁまぁ 熱くならないで。君ももうすぐ除隊だから……頑張って……。」
「頑張ってって……お願いしますよ。」
お義父さんは少なからずとも ジェジュンに敵意はないようだ。
お義父さんの言っていることも間違っていない。
それにしても また 外国って……
何処だ？
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年2月11日 12時
