36 ギュ ページ36
Aは少々驚きながら 洗濯を始めた。
Aは掃除とか……
キッチンに立ったりとか……
動いている。
僕はそんAを横目に見ながら ソファーに寝そべって テレビを見ている。
ふと思う。
結婚するってこんな感じ？……
Aは普通に家事をしている。
僕はそんな姿を見ながら マッタリして……
平凡なのに幸せを感じる景色に そんなことを感じる。
A「今日は天気がいいから よく乾きますよ。」
「そう？ ありがとう。」
A「じゃあ…お昼にしましょうか？ 簡単だけど……」
「うん。」
昼食は和食だったが…チゲ鍋があった。
A「あんまり自信ないけど……」
でも……
めっちゃ美味しかった。
Aと同じ年頃の女の子でも なかなかこんな風には作れない……
韓国料理を習ったの？って聞きたいけど
ユノヒョンのためにって……
聞きたくないから あえて聞かない。
「すっごく美味しい。これなら すぐにお嫁に行けるよ！」
あれっ？
なんだか悲しそうな顔だな？
……………………
ジェジュヒョンのことといい……
ユノヒョンと何かあったんだ…
でも今は…そのことを聞くのはやめよう。
「僕のお嫁さんになる？」
A「えっーー何 冗談言ってるんですか？」
「ほんとだし。お嫁さんになってほしいなぁ………兵役終わったら」
A「………………そんなこと言わない方が……兵役は長し これからいろんな出会いだってあるんだから……気持ちだって変わりますよ…」
……絶対 ユノヒョンと何かあったんだ！
気になるが…
今は僕とのこの時間を大切にするんだ。
「兵役中は僕 歌えないから……寂しいな。
コンサートどうだった？」
Aはモーツァルトとバラードで女性ダンサーがしっとり踊っていたのと照明が螺旋階段のようにゆっくりと回りながら降りてくるってのがきになったみたい。
僕はそれぞれについて説明した。
Aは興味深そうに聞いて 楽しそうな顔をしてる。
ご飯を食べ終わり またソファーでくつろいでいると
A「キュヒョンさん？ DVDでも借りにいきますか？ それとも どっか行きます？」
「でかけて騒ぎになっても嫌だし……DVDにしとこうかな。」
A「じゃあ…見たいものとかあれば 借りてきます。」
「一緒に行くから。」
A「じゃあ…いきましょう。あっ 買い物もしていいですか？」
「うん。いいよ。」
一緒にDVDを選んだり スーパーで買い物したり……
普通すぎることが……
うれしい。
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年2月11日 12時
