30 Y ページ30
アンデーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺は叫びながら起きあがった。
汗びっしょりだし……
涙がでてる。
夢か…………
夢でよかったよ。
それに休みで良かった。
ホント 心臓に悪い。
ジェジュンとAが愛し合ってた姿が 鮮明に脳裏に焼きついている。
ジェジュンの奴！
俺のAにあんなことや こんなことや……
おまけに子どもまで産ませやがって！
夢でも……
許せない！
でも……
Aの妖艶な姿に……
ユノユノも反応しちゃって……
自分で慰めないといけない この虚しさ。
俺はユノユノを鎮めるために……
ティッシュをばらまいた。
ユノユノも落ち着き……
ティッシュを片付けながら考えた。
夢の中で
A「私がプレゼントしたものは ユンホさんはいつも気に入らなかったし…… いつも私を怒ってばかりで……愛していなかった。」
A「ジェジュンは私を何も言わず愛してくれた。だから私もJジェジュンを愛した。それだけ。」
って言ったことが気になる。
Aを誰にも渡したくないために……
独占欲が強くなって……
つい つい口うるさくなってたんだ……
「ジェジュンは私を何も言わず愛してくれた。だから私もジェジュンを愛した。それだけ。」
確かAが言ってた。
ジェジュンがうるさかったって。
ジェジュンに嫌な態度をとってたって。
でも……
ジェジュンは怒りもせずに……
Aに接してたんだ……
俺がジェジュンとは知り合いだって言ったから……
ジェジュンの誘いを断れなかったんだろ……
ジェジュンのタトゥーを 裸を見たって…怒鳴った。
「危機感が全くなってない！」
「美人だからって……分かっててやってる？」
ひどいことを言った。
アメリカでも 本音で話した時に可愛げがないって辺りで 他の女性と比べたりしたんだ……
俺は夢でAが言ったみたいに
「何も言わず愛してくれた」
って……できるだろか……
いや……
俺はジェジュンじゃないんだ！
俺の愛し方がある！
それにAがついて来なきゃダメだ！
俺の心を掴んだんだから……
俺の嫁なんだから……
ちょっと 横暴かもしれないが…
これくらい思ってないと……
心が折れてしまう。
昔……
ジュンスが言ってた。
ユノの心を捕まえれば ユノにチェックメイトできる。
ユノはその子から離れられない。
でも 難しいよ。
いつも 先にユノが捕まえちゃうから。
Aは簡単に俺の心をつかんだんだ。
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年2月11日 12時
