29 Y ページ29
落ち着こうと座った。
JJ「ほっぺにキスくらい いいだろ？」
「ほっぺだろうがどこだろうが いいわけないだろ！」
JJ「でもさ…俺だって落ち込むよ。Aちゃんったら驚いてたけど冷静に「ジェジュンさん こういうのはやめましょう。恋愛関係でもないのに誤解を招くことはやめましょう。」って……」
「当たり前だろ！ Aの言ってることは正しい。」
JJ「たとえ ほっぺでも僕がキスすれば10人中10人は喜ぶさ。なのにAちゃんは喜ぶどころか真顔で注意してさ……なんだか元気がなくなったんだ。」
「元気がなくなった？」
JJ「わかんないけど。あっ！ Aちゃんの両親とも会って食事したよ。Aパパは僕達の事情は知ってるようだったが…それに何も触れなかったよ。あの人……鋭そうだし……できる人だな。なのに ママさんやAちゃんに甘いし。」
「なんで食事してんだよ！」
JJ「だってママさんに誘われたから。」
何だよ！
お義母さんは！
どうも イケメンに弱いな……
全く。
遠回しに注意しとかないと。
お義父さんには電話で苦情を言うんだ。
ホント！
俺が婿だって言ってるのに。
「………………」
JJ「話は戻るけど…お前 まだミリが好きなのか？…朝帰りとかもあっただろう？」
「ミリとは友達だよ。」
JJ「Aちゃんが言ってた 忘れられない人が綺麗だとっていうの…ミリのことだろ？」
「Aは日本でミリから色々言われてたから苦手なんだよ。」
JJ「Aちゃんの気持ちもわかるなぁ。うちの姉ちゃんが あの子は礼儀のある子だって言ってた。うちの家族的にはAちゃんはOKってことだよ。」
「なんだよ！ 人の嫁捕まえて 家族的にOKって」
JJ「僕はAちゃんに連絡先は教えたけど Aちゃんのは聞いてない。なぜなら…また会えるから。」
「ちょっかいだすな！」
JJ「だったら……お前も まわりを考えろ。金髪とか85の女とか……」
「友達だし。ツベコベ言われる筋合いはない。」
JJ「だったら 僕とAちゃんも友達だから……ツベコベ言うな！」
「Aは俺の嫁だし お前はAを友達以外の目で見てるから……ダメだ。」
JJ「言ってることがおかしい。お前……Aちゃんの気持ちがわかってない。」
「…………………」
JJ「……とにかく……今日は会えて良かったよ。ありがとう。」
ジェジュンと別れたが………
なんだかスッキリしない。
この夜……
俺は嫌な夢を見てしまった。
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年2月11日 12時
