22 Y ページ22
Y祖父「で……厳しく怒ったのか？」
「はい……Aは自分は何もしてないって態度だったし……それにミリは妊娠してたから 赤ちゃんに何かあれば 取り返しがつかないことになっていたから。Aも自分がミリを追い込んだって反省したから……」
Y祖父「そうか………その女の赤ん坊の父親はお前か？」
「違います！ ミリとは そういうことは一切ないですから。」
Y祖父「その女……お前を好きと言っときながら 他の男と関係を持っておったのか？」
「あの吐血した後 寂しかった……らしい。」
Y祖父「うーん……分かるようで分からんわ。女心は……でも お前 その女と一緒にならなくて良かったぞ。」
「………………」
Y祖父「その女の赤ん坊はどれくらいだ？」
「たぶん 去年の軍フェスの時に妊娠初期だったから 今年の10月では生まれて5〜6ヵ月くらいだったような…」
お祖父さんはしばらく考えこんだ。
目をつぶって……
Y祖父「あゝー…………そういうことか…………」
「どうしたんですか？」
Y祖父「ユンホヤ…………もうダメだ。」
「何が？」
Y祖父「Aは身を引いたんじゃ……わしらと縁を切ったんじゃ………」
「なんで？……どうして？」
Y祖父「Aとその女に何があったか知らんが……Aが悪かったのか 何もしてなかったのか分からんが……たぶんAは その女の赤ん坊をお前との子どもと思ったんじゃ……」
「違うのに……」
Y祖父「良く考えてみろ。お前 前にその女と朝帰りしておるし……その女 お前のことがまだ好きだったんだろ？ Aに大口を叩いておって…他の男と関係を持っておると思わんじゃろ！」
「……………………」
Y祖父「お前から怒られておるじゃろ……それにお前の口から妊娠していると言われたら……お前の子どもだと思うじゃろ。」
「俺の子どもだなんて一言も言ってない！」
Y祖父「あゝ……あの時の電話はさよならの電話じゃったんじゃ。……わしもひ孫ができたと思って喜んだんじゃ……なんてことだ。」
「………………どうしたら……」
Y祖父「電話でな………犬のキーホルダーは安物だし……すぐ壊れると思うから 壊れたらすぐ捨てろって……自分が買ったうさぎは すぐに壊れたから捨てたっていうから……買ってあげるって言ったけど…いらない言っておった。でもな市場で買っといたんじゃ。ほら……」
ピンクのうさぎと緑のうさぎ。
緑のうさぎ？
見覚えがある。
ジュナにあげた……のと同じ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 400人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ここ
| 作成日時：2018年2月11日 12時
