44 反省のギュライン 3 ページ46
僕は困った。
Aに謝るにしても 昨日でツアーは終わってるし 連絡先なんて知らないし。
ヒョンにまず謝ろうか？
怖すぎる。
……あの携帯のゲームをダメにした時くらい 怒るかな？
ミノ「……僕……どうしたら……」
ギュ「でも 何故 ミノ そんなことしたんだ？」
ミノ「…………」
「それは 僕がミノに任務を与えたからさ。……僕だってAを気に入ってたんだ。Aの動向をチェックしろって。」
ギュ「チャンミン…………全く。おいミノ Aのこと 他の人に喋ってないか？」
ミノ「チャミヒョンとユノヒョンだけです。」
ギュ「そうか……ミノは まず ヒョンに話せ。ヒョンに謝るんだ。……ちゃんと誠意をもって。」
ミノ「はい……。」
ギュ「チャンミン ヒョンは今 どこだ？」
「昨日から帰ってないんだ。打ち上げを途中で抜けてから……家族に会いに行くって言ってたから…そこにはたぶんAもいたはず。Aはヒョンの家族から嫁って思われてるらしい。」
ギュ「まずいな…ほんとに見合い話が流れてたら…Aの悪い印象だけが残ってしまう……」
「…………」
ミノ「…………」
ギュ「チャンミン ヒョンに連絡とれ」
「うん。」
ヒョンに電話するが呼び出し音だけ……
何度もかける。
やっと繋がった。
ヒョンの声が怖い 怖すぎる。
「ヒョン……話があるんです。Aのことで……」
Y「Aのこと？」
「ヒョン……Aのことは誤解みたいです。」
Y「……わかってる。……今はやらなきゃいけないことがあるんだ。切るぞ。」
「…………」
ギュ「ヒョン なんて言ってた？」
「わかってるって……」
ギュ「わかってるか…じゃあ Aの方に行くか。」
「Aの方って……キュヒョン知ってるの？連絡先。」
ギュ「知らない。でもルートはあるんだ。」
「？」
キュヒョンは何処かに電話をかけた。
話の内容からして 先生だ。
僕達がAのことを誤解したこと 謝りたいこと キュヒョン達が明日韓国にかえるから今日謝りたいと言った。
キュヒョンは先生に甘えるかの様にしつこくお願いした。
どうやら先生の根負けみたいだ。
Aに聞いてくれるらしい。
Aの返事まち。先生の電話まち。
僕とミノは気が気じゃないのに……。
キュヒョンめ！僕とミノを豚の様に食べると言ったくせに……この雰囲気で食べれるお前の方が豚みたいだよ！
でも ここはぐっとこらえよう。
キュヒョンが頼みの綱だから。
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作者名：ここ
| 作成日時：2017年2月7日 20時
